ホーム > 地域・交流・観光 > 地域創生 > 地域創生の推進 > 兵庫津ミュージアムの整備に取り組んでいます

ここから本文です。

更新日:2021年6月16日

兵庫津ミュージアムの整備に取り組んでいます

兵庫県では、平成31年3月に策定した基本計画に基づき、“兵庫”の歴史と魅力の発信施設「県立兵庫津ミュージアム」の整備に取り組んでいます。このページでは施設の概要や開館に向けた準備状況や、トピックスなどを随時お届けしていきます。県民の皆様に愛され、活用される施設に向け、多くの皆様のご意見や応援をお待ちしています。(ふるさとひょうご寄付金の対象プロジェクトです。)

TwitterInstagram(外部サイトへリンク)で旬の情報を発信中!~

What’s new!!

令和3年6月16日

ひょうごはじまり館展示工事の落札者を決定し、契約を締結しました。

令和3年6月4日

  1. 6月20日(日曜日)開催予定のボランティアスタッフ養成講座の延期が決定しました。
  2. 令和3年秋の兵庫津ミュージアム開館を記念して、ひょうご五国巡回展「兵庫県のはじまり」を開催いたします。

令和3年3月30日

  1. 県立兵庫津ミュージアムのちらしを作成しました。→ちらし(PDF:2,444KB)

令和3年3月23日

施設名が正式決定しました。施設全体名称「県立兵庫津ミュージアム」、復元施設名称「初代県庁館」、展示施設名称「ひょうごはじまり館」です。(それぞれ仮称が外れました)

令和3年3月8日

名誉館長予定者に園田学園女子大学名誉教授・田辺眞人先生が決定しました。

~兵庫津(ひょうごのつ)~

兵庫津(神戸市兵庫区沿岸部、市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅周辺のエリア)は、平安時代末に平清盛が日宋貿易のために整備し、室町時代には足利義満の日明貿易の拠点として栄えた港です。元は行基が設けた摂播五泊(摂津国~播磨国にかけての五つの港)の一つ、大輪田泊で知られていました。

兵庫津は、古くから航路として利用された瀬戸内海にあって、六甲山系によって北西の季節風が遮られ、荒い波が和田岬によって防がれ、さらに水深に恵まれた天然の良港だったのです。

安土桃山時代、織田信長に対し謀反をおこした荒木村重を攻撃し、花隈城を落とした池田恒興はその功により村重の所領を与えられますが、恒興は花隈城に入らず、より海に近い兵庫津に兵庫城を築きます。江戸時代になると、この地は尼崎藩の所領となり、城内の御殿を用いて陣屋が置かれました。西国街道(山陽道)も通り陸海の要衝だったこの地は、後に幕府の直轄地(天領)となり、陣屋が兵庫勤番所となりました。

江戸時代、兵庫津は人口2万人の大都市でした。北前船が運搬する様々な物資の集散地であり、北風家や工楽家、高田屋などの豪商が活躍しました。また、朝鮮通信使やオランダ商館長一行の宿泊地でもありました。

陸海の重要地だった兵庫津は何度も合戦の場となり、また大地震の被害を受けました。そしてその度に、復興を成し遂げてきました。

幕末の動乱期、神戸開港を経て国際貿易港としての地位は東の神戸港に譲ることとなりましたが、明治以降、兵庫津は産業の拠点として日本の近代化を支えました。太平洋戦争、そして阪神・淡路大震災による被害を乗り越え、時代の変化とともにみなとの形態を変えながら、発展を続けてきた兵庫津。その重層的な歴史を今に伝える史跡が街の中に点在しています。

兵庫津のまち、清盛塚

~兵庫津から五国へ~

明治新政府にとって初めての外交問題となった「神戸事件」。優れた判断力と交渉力、語学力でその処理にあたった手腕を買われ26歳で初代兵庫県知事になったのが、伊藤俊介、後の初代内閣総理大臣、博文です。初代県庁舎には兵庫勤番所の建物が用いられました。慶応4年5月23日(1868年7月12日)、廃藩置県に先立って設置された第1次兵庫県は姫路藩、豊岡藩はじめ諸藩領に属さない散在する幕府直轄地を管轄するだけの小さな県だったのです。

明治4(1871)年断行された廃藩置県に伴う統合改編(第2次兵庫県)を経て、明治9(1876)年に全国で実施された県の統合により、播磨一円を管轄する飾磨県、豊岡県のうち但馬全域と丹波の多紀・氷上の二郡、そして淡路が名東県から切り離され、それぞれ兵庫県に統合され、ほぼ現在の県域が定まりました(第3次兵庫県)。これにより、面積は9倍へ、人口は6倍以上に増大し、五国からなる「雄県兵庫」が誕生したのです。

初代県庁看板

~「兵庫津ミュージアム」の検討経過~

このように兵庫津は千年以上の昔から国内外との交易によって栄え、明治維新に至り初代の兵庫県庁が設置された「兵庫県のはじまりの地」です。このため、地域のアイデンティティともいえる歴史的資源を活かしたまちの活性化の取組みが阪神・淡路大震災以前から地域主体で積み重ねられ、その中で、「初代県庁復元構想」が検討されてきました。

<経過>

阪神・淡路大震災前から地元主体で調査、研究に取り組む

(平成16年には初代県庁舎の平面図、模型を製作)

 

平成21年初代県庁整備検討委員会報告

“県・市が連携し、初代県庁舎の整備に向けた具体の取組みを”

 

神戸市中央卸売場本場跡地の利活用進展

 

平成30年3月県庁発祥の地記念事業検討委員会報告

“「初代兵庫県庁の復元」と「県政資料館的施設」の併設が望ましい”

 

平成30年5月兵庫津地域が「北前船寄港地」として日本遺産に認定

 

平成31年3月「県立兵庫津ミュージアム(仮称)基本計画」の策定

 

~県立兵庫津ミュージアムのねらい~

兵庫県では、これまでの検討経過を踏まえ、この地において、兵庫県の成り立ちや兵庫五国の歴史、文化、産業等を学び、体験・体感する「県立兵庫津ミュージアム」を兵庫の魅力発信と県民のふるさと意識醸成の拠点として整備します。

長く陸海のネットワークの中心であった兵庫津、そして兵庫の価値を、広く発信します。当地には、様々な歴史資源が残り、地元で歴史を語りツーリストに解説する活動もあり、地域活性化のための各種事業も行われています。「県立兵庫津ミュージアム」は、これらの利点を最大限に活用する施設としたいと考えています。

ここにしかない歴史を、工夫をこらした展示を通じて多くの方々にわかりやすく伝えることで、県民のふるさとへの誇りや県内外の兵庫ファンの増加につなげます。また、兵庫津を中核に、県内の有形無形の歴史資源や多様な魅力をさまざまな単位・テーマでつなぎ、学びや体験、地域活性化の基点とします。

<施設の基本理念>

県内外の多くの人が訪れ、交流する

『ここにしかない歴史を発見し、兵庫ファンを増やす拠点施設』をめざす

~整備する施設の内容~

県設置時の歴史空間を体験する復元施設「初代県庁館」と、県の成立ち、歴史・文化・産業など県の魅力を理解する展示施設「ひょうごはじまり館」を一体的に整備します。

 

区分

県立兵庫津ミュージアム

復元施設:初代県庁館

展示施設:ひょうごはじまり館

規模

延床:約498m2(平屋建)

延床:約4,060m2(地上4階建)

開館

令和3年度秋予定 令和4年度下期予定

料金

無料 一部有料(常設展示室・企画展示室。詳細は令和3年度に決定。)

内容

  1. 現存する「兵庫勤番所絵図」等に基づき時代考証を行い、歴史空間を体感する施設として復元。
  2. 復元を基本に、その範囲内で一部活用できるよう利便性も確保。
  3. 勤番所(初代県庁舎)には初代知事(伊藤博文)の執務室等を再現。
  1. 歴史ミュージアム機能をもった兵庫県のPR施設として整備。
  2. 千年の歴史を誇る港兵庫津の歴史、独自の過程を辿った兵庫県成立の歴史、変化・多様性に富む兵庫五国の魅力を展示・発信。
  3. 研修交流機能や情報プラザ機能等も備える。各関係機関とのネットワークを重視。

主な建物

又は諸室

勤番所、月番同心屋敷、地付同心屋敷、船見番小屋、長屋門など

展示室(常設、企画)、情報プラザ、

研修室、インフォメーションススペース、事務室など

内訳面積

勤番所約180m2

同心屋敷(地付同心)約100m2

同心屋敷(月番同心)約50m2×2

船見番小屋約70m2

長屋門約20m2

展示部門(常設展示室、企画展示室、収蔵庫等)約1,300m2

体験・交流部門(研修室、ホール等)約1,020m2

管理・共用部門(事務室、機械室等)約1,740m2

 

初代県庁館パース

初代県庁館パース

ひょうごはじまり館パース

ひょうごはじまり館パース

 

【コラム】初代県庁の建物って?

明治に時代が変わってからの庁舎ということで、洋館をイメージされる方もおられるかもしれません。しかし、前述のとおり、幕府の直轄地であり、廃藩置県に先立って急ぎ設置された兵庫県の初代庁舎には、勤番所の建物が使われました。ここに県庁機能が置かれたのは数ヶ月であり、2代目の県庁舎は現在の神戸地方裁判所の敷地場所に新築されています。

この兵庫勤番所が実際にあったところは現在新川運河となっていて、建物は全く残っていません。兵庫勤番所絵図が残っており、これをもとに、他地域の類似の建物の事例などを調査、時代考証などの検討を行い、復元設計に取り組みました。

兵庫勤番所絵図

~施設の整備場所~

勤番所が実在した場所の近くで、まとまった敷地が確保できる中央卸売市場跡地(神戸市有地)の東側の一部に整備を行います。(神戸市から土地を無償貸与)

整備場所

~開館に向けて~

整備スケジュール

初代県庁館(復元施設)

令和2年度から3年度に建設工事を行い、令和3年度秋に開館予定です。

ひょうごはじまり館(展示施設)

令和2年度から4年度に建設工事と展示制作を行い、令和4年度下期に開館予定です。

 

魅力ある展示に向けて

3つの展示テーマを幅広い世代にとって分かりやすく伝え、多くの人々にその面白さを体感していただけるよう、展示内容や映像なども含めた手法を議論しています。議論をするたびに新しい歴史トピックスの発見があり、大変興味深いです。取り上げたトピックスについては今後随時ご紹介していきますのでぜひご参照ください。

テーマ1千年以上続く国際貿易港の奥深い魅力

テーマ2激動の幕末・県の成立とその後の歩みのドラマ

テーマ3ひょうご五国の多彩な歴史、魅力

 

運営体制

令和3年度における初代県庁館の運営は、受付業務や施設管理業務を民間事業者に委託します。

ひょうごはじまり館も開館する令和4年度以降の運営は、民間ノウハウを活用・発揮できる両館一体での運営体制を整備するとともに、学芸部門については専門的知見の蓄積や公的ネットワークの構築等の観点から県が引き続き携わる体制を目指します。具体的な運営体制やひょうごはじまり館の観覧料などの詳細は令和3年度に決定します。

 

【トピックス】県立兵庫津ミュージアム名誉館長

県立兵庫津ミュージアムの名誉館長として田辺眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)に就任いただく予定です。田辺先生の豊富な知見や知名度を活かした施設PRに活躍いただくほか、施設運営への助言・協力をいただきます。

田辺名誉館長

 【トピックス】県立兵庫津ミュージアムボランティアスタッフの募集 → 終了しました。

令和3年度秋のプレオープンに向け、館内での施設案内や施設周辺のまちあるきナビゲートを行うボランティアスタッフを募集します。

→ボランティアスタッフの予定の定員を大幅に超えるお申し込みをいただきましたため、抽選を行い、その結果を応募者全員に通知致しました。

 応募いただきました皆様、ご応募いただきありがとうございました。

 ※ご連絡を受けてない方・ご不明点がある方がおられましたら、下記問い合わせ先までお問い合わせください。

募集の内容

  • (1)役割 館内案内、まちあるきナビゲーター
  • (2)対象資格 16歳以上で、月1回以上の活動ができる方
  • (3)活動条件 交通費、謝礼等の支給はなし
  • (4)養成人数 年20名程度
  • (5)募集期間 令和3年3月30日(火曜日)~4月30日(金曜日)

講座の実施

ボランティア登録を希望される方は、原則以下の講座を全て受講していただきます。

※5月23日(日曜日)と6月20日(日曜日)の講座(★)については、一般聴講も受け付けます。

  • (1)会場 イオンモール神戸南 イオンホール 
  • (2)定員 5月23日、6月20日:対面受講100名、オンライン受講100名
    • 7月25日以降 :20名程
    • ※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます(要申込)。

  (3)プログラム

   5月23日に予定しておりました講義は、緊急事態宣言の発出にともない中止いたしました。

   また、5月23日講演分を6月20日の講演に振り替えるため、6月20日の講演を13時~16時までに変更いたします。

   6月20日に予定しておりました講義を、緊急事態宣言延長のために再度延期いたします。(振替日8月22日(日))

   ※その他の養成講座の日程は、予定通り実施予定です。

日時

内容

担当

(1)5月23日(日曜日)

 13時~15時 (延期)

講義(兵庫県歴史入門)★

田辺眞人名誉館長予定者

(2)6月20日(日曜日)

 13時~16時 (延期)

講義(兵庫津地域の遺産/兵庫県歴史入門)★

同上

(3)7月25日(日曜日)

  13時~15時

オリエンテーション

兵庫県地域創生局

歴史資源活用担当参事

講義(兵庫津ミュージアムの概要・初代県庁館について)

(4)8月15日(日曜日)

  13時~15時

講義(ボランティア活動及び接遇)

(一社)よみがえる兵庫津連絡協議会

高松、礒野歴史アドバイザー

講義(地域の魅力を引き出す

ガイドの方法)

前畑 温子 NPO法人 J-heritage

戦略企画室長

(1)・(2)振替え

8月22日(日曜日) 13時~16時

講義(兵庫津地域の遺産/兵庫県歴史入門)★

田辺眞人名誉館長予定者

(5)9月12日(日曜日)

  13時~17時

実習(街歩き1)

(一社)よみがえる兵庫津連絡協議会

高松、礒野歴史アドバイザー

(6)9月26日(日曜日)

  13時~17時

実習(街歩き2)

同上

(7)10月10日(日曜日)

 13時~15時

実習(館内案内)

兵庫県地域創生局

歴史資源活用担当参事

閉校式

 

 

 【トピックス】県立兵庫津ミュージアム開館記念巡回展「兵庫県のはじまり」開催決定!

令和3年秋の開館を記念して、ひょうご五国の博物館において、兵庫県成立の歴史を紹介するミニ展覧会「兵庫県のはじまり」を開催します。

展示内容

 兵庫県は開港地兵庫(神戸)を中心に成立し、その後飾磨県、豊岡県の一部、名東県の一部をあわせて現在の県域となりました。

 この兵庫県成立の歴史に思いをはせていただくために、初代県知事伊藤博文ゆかりの品などを展示します。

会場及び会期

 (播磨会場)兵庫県立歴史博物館   令和3年5月29日(土)~7月16日(金)

 (淡路会場)洲本市立淡路文化史料館 令和3年9月18日(土)~11月7日(日)

 (但馬会場)豊岡市立歴史博物館   令和3年11月12日(金)~12月7日(火)

 (摂津会場)西宮市立郷土資料館   令和4年5月実施予定

 (丹波会場)篠山城大書院      令和4年6月実施予定

 

※播磨会場のチラシ

播磨会場 チラシ(表面)(PDF:3,647KB)

播磨会場 チラシ(裏面)(PDF:4,795KB)

 

SNS・HPの開設(現在は、SNSを先行開設)

より多くの方に当館での取り組みを知っていただくために、SNS(Twitter・Instagram)及びHPを開設していきます。

現在、SNSを先行開設しています。(HPは制作中)

SNSへのリンク

下記のQRコードをTwitter・Instagramのアプリより読み取っていただきますとフォロー画面に移動します。

うまく読み取れない場合は、「兵庫津ミュージアム」と検索してみてください。

皆さまのフォローをお待ちしております。

Twitter・Instagram

 

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部地域創生局兵庫津ミュージアム整備室
電話:078-362-4004
FAX:078-362-3950
Eメール:chiikishigen@pref.hyogo.lg.jp