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更新日:2025年3月17日

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エールが積み重なって生まれた歴史的瞬間。

青木翔さん
プロゴルフコーチ、兵庫県在住

 

日本人コーチとして初めての大舞台で。

2019年の全英女子オープンゴルフの時はすごかったですね。日本人コーチとしてメジャー優勝に立ち会うのは僕が初めてだったんで、僕もプレッシャーがすごくて、最終日の朝、緊張で嘔吐するという初めての経験もしました。でも、彼女(プロゴルフ・渋野日向子選手)のプレーを見ていると、応援が力に変わっているのをすごく感じた年でした。勝ってほしい、頑張ってほしいという力がほんの少しずつ積み重なって、歴史的な瞬間が生まれるんだなって。
僕はどちらかと言うと応援する側の人間じゃないですか。選手にゴルフを教えて、試合で頑張ってもらうっていうのが僕のお仕事。なので、僕がもらうエールは家族からですかね。でも、全英女子オープンの時は、その期間中、家族から優勝に関する話はなくて、いつもどおりの普通の会話しかしなかったです。それが逆に落ち着ける場所になったので良かったです。

 

「自分の人生は自分で決める」。

子どもに対しては「本当にやりたいことをやりなさい」と言っています。自分でやりたいことを決めて、でも、そのあと困ったことも絶対起きるので、その時は一緒に頑張るというか、一緒に考える。目線を下げて、常にその子の目線に立って考えるっていうことにすごく気をつけてます。
息子たちには「自分の人生は自分で決める」を徹底しています。ゴルフもしていますが、自分から「やりたい」って言ったので始めました。子どもの人生なので本当にやりたいことなら口を出すだけじゃなくて、やりたいことをやらせてあげるのも親ができるエールの送り方だと思います。もちろん間違ったときは叱るっていうのもエールだし、いろんなエールの送り方があると思います。うちはまだ子どもが小さいので、今は自由にやりたいことをやるってことが彼らへの一番の応援なのかなって思っています。

 

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