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コウノトリ但馬空港は、但馬地域の高速交通の空白状態を解消し、交通の利便性を高めるコミューター空港として、また、但馬地域の振興のために整備され、平成6年5月18日に開港しました。
運用時間は8時30分から18時30分までで、日本エアコミューター株式会社が大阪国際空港(伊丹空港)との間を朝夕の2便(※ATR42-600型機、48人乗り)運航しています。
大阪(伊丹)~但馬間を35分、大阪(伊丹)乗り継ぎで東京(羽田)~但馬間を最短2時間5分で結んでいます。
就航路線 |
路線:コウノトリ但馬空港~大阪(伊丹)空港 1日2便 運航会社:日本エアコミューター株式会社 機材:ATR42-600型機(48人乗り) |
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設置管理者 |
兵庫県 |
運営権者 |
但馬空港ターミナル株式会社 |
設置場所 |
豊岡市 |
滑走路長 |
1200m(1本) |
面積 |
37.9ha |
供用開始 |
平成6年5月18日 |
運用時間 |
8時30分~18時30分 |
駐車場 |
2,030平方メートル(約58台) |
代替交通手段 |
こちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。 |
但馬空港をより親しみやすい空港にし、全国的な知名度向上を図るため、愛称を「コウノトリ但馬空港」としています。
但馬地域は、国の特別天然記念物で県鳥でもあるコウノトリ最後の生息地であり、県では平成11年に「県立コウノトリの郷公園」を開設するなど、地元とともに長年にわたりコウノトリの保護増殖や野生復帰に努めています。このことから、空港周辺地域の豊かな自然の象徴としてコウノトリの名前を愛称にとり入れることとしました。
また、野生復帰の第一歩として、平成17年9月24日から試験的に人工飼育のコウノトリの自然放鳥が行われ、国内では34年ぶりにコウノトリが大空に飛翔しました。さらに平成19年には放鳥された個体による産卵が行われ、自然界では43年ぶりに雛が孵化しました。この雛は平成19年7月31日に無事に巣立ち、コウノトリの野生での巣立ちは、実に46年ぶりのことでした。
放鳥や幼鳥の巣立ちで近年話題のコウノトリを見に、また空とのふれあいを楽しみに、但馬へ飛行機でお越しください。
コウノトリ但馬空港は、大規模災害に備える広域防災拠点や海上保安庁による海難救助の中継拠点として活用されています。
また、豊岡市が但馬空港西側広場の一部を活用し「コウノトリ但馬空港地場ソーラー」による太陽光発電事業を実施するなど、地域の安全対策、環境保全に貢献しています。
旅客輸送を利用する以外にも、スカイダイビングや期間限定の空港見学ツアーなど、空き時間を利用した空港の活用をすすめています。
また、滑走路早朝マラソンや空港公園でのキャンプなどのユニークなイベントも好評で、気軽に利用していただく取り組みをすすめています。
スカイダイビング |
空港見学ツアー |
海上保安庁機材(DCH8-Q300) |
コウノトリ但馬空港地場ソーラー |
航空機の運航の安全に寄与することを目的に、気象観測情報を飛行場利用者や空港関係機関に提供しています。
但馬空港周辺では、一定の空域を障害物がない状態にし、航空の安全を確保するため、高さ制限(進入表面・転移表面・水平表面等)を設けています。
「但馬飛行場制限表面区域図(概略図)」(PDF:626KB)
なお、制限表面に近接している区域において、物件等の設置(例:建物の新築・建て替え・改築、又はそれに伴う工事等)を予定されている場合は、但馬空港ターミナル株式会社[TEL:0796-26-1500]までご連絡ください。
航空の安全確保を図っていくため、皆様のご理解とご協力をお願いします。
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