ため池等の農業用水利施設での水難事故防止について
毎年田んぼで水を利用する時期になると、子どもたちがため池や水路、井堰でザリガニ取りや魚釣りなどに夢中になり、誤って転落する水難事故が後を絶ちません。このような痛ましい事故を防ぐため、子どもたちが危険なため池や水路、井堰で遊ばないよう、地域の皆さんのお声かけをお願いします。
次のことに注意していただき、水難事故から、自分の、そして大切な家族の命を守りましょう。
- 子どもたちから目を離さない
その場にいながら、目を離した隙に・・・たとえ、わずかな時間でも「目」「心」「手」を離さないで!
- 必ず保護者が同伴
子どもたちだけでの水遊びは危険です。保護者が同伴しましょう。
外出する子どもには、必ず行き先を確認しましょう。
- 「危ないよ」の一声を
危ないと感じたら自分の子どもでなくても注意しましょう。
- 安全点検と安全対策を徹底させましょう。
家の周りの危険箇所を再点検しましょう。
地域ぐるみでため池や水路、井堰周りを点検し防護柵や注意看板を整備しましょう。
- (1)大きな声で付近の人たちに知らせる。
- (2)すみやかに消防へ通報(119番通報)する。
- (3)浮き輪等があれば近くに投げる。棒などがあれば差し伸べる。
- (4)泳いで助けることはしない。
(自分まで溺れてしまう危険があり、不用意に飛び込まない)
- (5)助け出した場合、すみやかに応急手当を実施する。
- (1)家族や学校等で話し合い、確認しあう。
どのような場所が危険か、水難事故を防ぐためにはどうしたらいいか、溺れている人を発見した場合などの対応について、日頃から話し合い、確認しあう。
- (2)応急手当の知識を身につける。
「救命講習」を受講して、普段から心肺蘇生法(*AED・心臓マッサージ・人工呼吸)等の応急手当ができるようにしておく。
*AED・・・自動体外式除細動器