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全国各地で、入山者がツキノワグマに襲われ命を落とす事故が発生するなどの人身事故が起きています。
本県においても、28年度の3件(10月、11月、12月)の人身事故に続き、29年度は2件(5月、6月)、令和元年度も2件(11月)と、人身事故が発生しています。
本県のツキノワグマは、一時期生息数が減少しましたが、直近の推定生息数は約900頭と増加傾向にあり、阪神北部や姫路市内での出没情報が寄せられるなど、行動範囲が広がっています。
春先から初夏にかけての山菜採りシーズンや秋から初冬にかけての冬眠前時期は、山中や集落周辺でクマと遭遇する危険性が高まります。
森林や山に入るときは、鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、常に音を鳴らしながら行動しましょう。
特に、クマは夕方から早朝に行動し、集落周辺に出没する可能性が高くなりますので、この時間帯に外出する時は、周囲の状況にも注意しましょう。
兵庫県森林動物研究センターのホームページ「ツキノワグマ目撃情報」サイトや、注意喚起チラシ「ツキノワグマによる人身事故防止のために」を参考に、人身事故防止に向け、充分なご注意をお願いします。
お問い合わせ
部署名:環境部 自然・鳥獣共生課
電話:078-362-3463
FAX:078-362-3069
Eメール:shizenchoujuu@pref.hyogo.lg.jp