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更新日:2024年3月28日

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【防災の実践1:知る】身の回りの自然災害の危険について学ぶ

防災トップ1

北部は日本海、南部は瀬戸内海に面している兵庫県。標高1,510mの氷ノ山をはじめ、1,000m程度の山々が背骨を形成し、県土を日本海側、瀬戸内海側に二分している。北部の海岸線や南部の六甲山系付近は急峻で、台形状の地形を形成している。こうした特性を持つ兵庫県では、有史以来たびたび大地震や水害に見舞われてきた。20世紀の地震被害をみても、北但馬地震(死者425人、負傷者806人)、昭和南海地震(死者50人、負傷者69人)、兵庫県南部地震(死者6,434人、行方不明者3人、負傷者43,792人)により大きな被害を受けてきた。風水害による被害をみても、昭和13年阪神大水害をはじめ、近年でも平成21年台風第9号災害(氾濫等)、平成26年8月豪雨災害(土砂災害等)、平成30年台風21号災害(高潮・暴風)などがあり、身の回りの自然災害の危険性について知り、備えていく必要がある。

身の回りの災害による危険箇所を掲載した「兵庫県CGハザードマップ」

洪水、土砂災害、津波、高潮、ため池災害の5つの自然災害に関するハザードマップのほか、駅や公共施設等の主要地点において、災害危険度を確認できるイメージ動画を公開。災害時に利用できる気象情報のほか、リアルタイム情報として、川(雨量・河川水位、河川のライブカメラ画像)、道(交通規制状況)、山(土砂災害危険度)、海(潮位、港湾のライブカメラ画像)等の情報を発信している。

CGハザードマップ

また、風水害以外に地震災害の危険性に関して、県のホームページから、活断層の場所や、発生確率等について各研究機関等のサイトを訪問することができる。

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携帯電話やスマートフォンに緊急気象情報や避難情報等が届く「ひょうご防災ネット」

災害発生時等の緊急時に、ホームページ機能、携帯電話のメール機能、スマートフォン向けアプリを利用して、緊急情報(地震・津波・気象警報等)や避難情報等を発信するシステム。

スマホ1

スマホ2

スマホ3

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現在の避難発令状況や避難所開設状況が分かる「防災気象情報」

現在の避難発令状況や避難所開設状況をまとめて表示。

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防災・減災動画「ぼうさい学生ニュース」

兵庫県と一般社団法人大学コンソーシアムひょうご神戸が連携し、県内大学の現役学生により企画・撮影・編集等を行った防災・減災動画を作成しました。

近年頻発する豪雨災害や地震・津波などの自然災害、今後発生すると言われている南海トラフ地震。
その対策や備えについて正しい認識を持つことが、自身や周りの人の命を守り、被害の軽減につながっていきます。

学生の視点で作成された本動画から、防災・減災について改めて考えてみませんか。

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自主防災組織等のリーダーの育成を目的とした「ひょうご防災リーダー講座」を開講

兵庫県では、地域防災の担い手である自主防災組織等のリーダー育成を目的とした「ひょうご防災リーダー講座」を2004(平成16)年より毎年開講している。講座は12日間行われ、対象は自主防災組織で活動している人もしくは、今後自らの地域で積極的に地域防災の担い手として活動しようとしている人で、兵庫県内在住、在勤、在学(高校生以上)している人となっている。

今後発生が懸念される南海トラフ巨大地震をはじめとした様々な自然災害や原発事故などの大規模事故などから地域を守るほか、市民レベルで考えなければならない感染症対策にも焦点を当てる。日本の防災分野の一流講師陣による講義に加え、特に突発的な自然災害等に備えるため、自主防災組織等の地域コミュニティが主体となって取り組むことができる実戦的なプログラムが特徴だ。

リーダー写真1

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リーダー写真3

 

カリキュラムは、地区防災計画づくり、避難行動訓練ゲーム、コロナ禍での避難のあり方や避難所設置・運営訓練、地図等(GIS含む)を活用した各種ワークショップ、普通救命講習等と、バラエティーに富む。また、ひょうご防災リーダーとして地域において活躍するためには、最近の災害から得られた教訓や新たな知見・技術等を、定期的に習得する必要がある。これを踏まえ、ひょうご防災リーダーの地域における継続的な活動を支援するための「フォローアップ研修」も実施する。

「ひょうご防災リーダー講座」問い合わせ

電話 0794-87-2928(兵庫県広域防災センター)
申込期間 毎年異なる
受講料 無料(教材等に一部実費負担あり)
申込方法

インターネットもしくは郵送で受付。インターネットの場合は、広域防災センターホームページ (http://www.fire-ac-hyogo.jp/leader/)からお申し込み下さい。

郵送の場合は、募集チラシに同封の申込書に必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

修了要件

全講座の3分の2以上の出席/補完レポートの提出(必須)/普通救命講習修了

※過去に防災リーダー講座を修了し、既に「ひょうご防災リーダー」の称号が授与された方は応募することができません。

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あらゆる自然災害に対応「兵庫県住宅再建共済制度」

自然災害で被害を受けた住宅を再建する際に最大600万円の給付を受けられる「助け合い」の制度として創設。いざというときのわが家の安全・安心のために、小さな負担(年額5,000円)で大きな安心(最大600万円)を確保できる「兵庫県住宅再建共済制度」にぜひご加入を。

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