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更新日:2024年10月11日

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日頃からの災害への備え(兵庫県危機管理部)

まずはどうやって備えよう?・だからわたしもやってみる

災害への備えを考えるとき、「自助」「共助」「公助」の3つ(3助)に分けることができます。

  • 自助」:災害が発生したときに、まず自分・家族を自分・自分たちで守ること

例:水や食料を備蓄する、非常持ち出し品を用意する、ハザードマップを確認する、避難先を家族で決めておく

  • 共助」:地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合うこと

例:地域の避難訓練に参加する、普段から地域活動に参加して顔の見える関係を作る、

災害時に避難することが困難な方への配慮を考えてみる

  • 公助」:市役所・町役場や消防、県や警察、自衛隊といった公的機関による救助・支援のこと

阪神・淡路大震災では、7割が「自助」、3割が隣近所の人等による「共助」で救出されており、災害発生時、「公助」がすぐには行き届かない中、自らを助ける「自助」、共に助け合う「共助」がとても重要です。

兵庫県では、県民のみなさんの「自助」「共助」に繋がる取組として、「自助」の取組であるマイ避難カード等の普及や、「共助」の取組である避難行動要支援者の個別避難計画の作成を支援しています。

 

「自助」「共助」に関する制度

【自助】マイ避難カード

マイ避難カード

災害の危険が迫っている時に、「いつ」「どこに」「どのように」避難するかをあらかじめ自分で確認、点検し、書き記しておき、自宅内の普段から目につく場所に掲出しておくなど、いざという時の避難行動に役立てるためのカードです。

マイ避難カードの作成促進のため、啓発チラシ・ポスター・ムービーを制作していますので、ご活用ください。

ムービー1「避難行動編」 ムービー2「マイ避難カード編」 ムービー「ダイジェスト版」
動画はこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます) 動画はこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます) 動画はこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

【自助】ひょうご防災ネットアプリ

ひょうご防災ネットアプリ

「ひょうご防災ネット」は兵庫県および兵庫県内の市・町から「避難に関する情報」などの緊急情報や、地震、津波、気象情報などの防災に関する様々な情報を利用者の方々に提供するサービスです。

いつ発生するかわからない災害に備え、ぜひダウンロードしてください。

【共助】ひょうご安全の日推進事業

ひょうご安全の日推進事業

「ひょうご防災減災推進条例」に基づき、阪神・淡路大震災の経験と教訓を発信し、安全・安心な社会づくりを推進するため、地域団体などの県民の皆さんによる、日々の生活の中で防災減災に取り組む「災害文化」を広める事業を支援しています。

【共助】避難行動要支援者・個別避難計画

避難行動要支援者・個別避難計画

近年の豪雨災害などによって、多くの高齢者や障害者の方々(避難行動要支援者)が被害に遭われており、令和3(2021)年には災害対策基本法が改正され、避難行動要支援者の個別避難計画の作成が市町村の努力義務とされました。個別避難計画とは、どこに・誰と・どう避難するか、などを決めておく計画です。

現在、兵庫県内の市役所・町役場が地域の関係者とともに、避難行動要支援者の個別避難計画の作成を進めているところです。

【自助】避難の時に必要な物を揃えよう

ご自身で、まずできる災害への備えの取組みは、避難の時に必要な物を揃えることです。

参考:災害への備え「そなえとう?」(神戸市)(外部サイトへリンク)

家庭内備蓄

南海トラフ地震など、大規模な災害が発生した場合、救援物資がすぐに届くとは限りません。各家庭で備蓄品を準備しておきましょう。

  • 最低でも3日分、できれば7日分
  • 飲料水は1人1日3リットルが目安
  • ローリングストックを活用する

兵庫県では「ひょうご備蓄キャンペーン」を実施

また、食料や飲料水の備蓄のほかに、トイレの備蓄も大切です。
災害時には断水や下水配管の損傷などの理由で、ご家庭のトイレ(水洗トイレ)が使用できなくなる場合があります。もしもの時に備えて、携帯トイレや簡易トイレ、トイレ用凝固剤なども備蓄しておきましょう。
(トイレ備蓄の目安:1人あたり5回×7日=35回分/週)

非常持ち出し品

家、車の鍵

健康保険証

飲料水

常備薬・ばんそうこう

筆記用具

財布

携帯電話(できれば充電器も)

携帯食

マスク

ハンカチ、手ぬぐい

身分証明書

ポケットティッシュ

歯ブラシ

ポリ袋(大、小)

笛、鈴

上記は主な持ち出し品です。一人ひとつ、両手があくリュックサックに入れて、いざという時に備え、非常持ち出し品を準備しておきましょう。

【共助】フェニックス共済に加入されていますか?

フェニックス共済は、兵庫県が条例に基づいて実施し、あらゆる自然災害に対応する安全・安心の制度です。

ご加入いただくことにより、平常時から資金を寄せ合い、自然災害で被害を受けた住宅・家財の再建や購入を支援する共助の仕組みとなっています。

年額5,000円の負担金で、住家に半壊以上の被害を受け、新築・購入等をされた場合に最大600万円の給付が受けられます(住宅再建共済の場合)。

制度の詳細や、加入方法等は、兵庫県住宅再建共済制度(愛称:フェニックス共済)をご覧下さい。

 

お問い合わせ

部署名:危機管理部 防災支援課

電話:078-362-4336

FAX:078-362-4459

Eメール:bosaishien@pref.hyogo.lg.jp