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SPring-8 |
放射光とは高いエネルギーを持って光に近い速度になった電子の進む軌道が、電磁石の力で曲げられたときに、その接線上に放射される強い光(電磁波)のことで、1億分の1センチメートルというような原子や分子の世界をはっきりと見ることのできる、とても明るい光です。
放射光を使い、これまでの観測手段では見ることができなかった、物質表面の原子の並び方やその3次元構造がわかってくることで、まったく新しい機能を持った材料をつくることができるかもしれません。
さらに、多種多様のタンパク質の構造解析が進めば、食品、医薬・農薬、化学、エネルギー、環境、農水産、電子・機械など多くの分野での応用が期待されます。
「ビームライン」とは放射光の取り出し口で、「兵庫県ビームライン(BL24XU)(BL08B2)」は、県が自前で設置し、占有して利用している「専用ビームライン」です。SPring-8の産業利用を先導し、その利用を通じて、産業界の幅広い研究ニーズに的確に応えるほか、放射光の利用が進んでこなかった分野への利用層の拡大、技術者・研究者の育成等を目指しています。
【問い合わせ先】(公財)ひょうご科学技術協会 兵庫県放射光研究センター(外部サイトへリンク)
BL24XU |
BL08B2 |
先端科学技術支援センター |
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