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先月は、西日本に大きな爪痕を残した「平成30年7月豪雨」、そして梅雨明けとともに訪れた猛烈な暑さ、東から西へと異例のコースを進んだ台風12号など、異常気象の連続でした。
今日から8月。いよいよ夏本番です。ここ最近、夏の暑さが厳しさを増しているように感じますが、今年はさらに暑さが厳しくなるとの予想も出されているようです。皆さん、熱中症対策など暑さに十分備え、夏を乗り切って下さい。
さて今月は、「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想」の推進について、ご紹介します。
「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想」の推進
阪神北地域には、今なお歴史・文化や生物多様性などの魅力を保つ里山が数多く残されています。阪神北県民局では、その一つ一つを展示物に見立て、この地域一帯を「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)」としてその魅力を発信し、里山の保全と地域の活性化につなげることを目的として、平成23年度に「北摂里山博物館(地域まるごとミュージアム)構想」を策定しました。
当県民局では、この構想に基づき、県民の皆さんをはじめ、管内各市町、団体、企業等と連携して、重要な地域資源である里山を生かした取組みを推進しています。平成30年度の主な取組みは以下のとおりです。
コナラ、クヌギに被害を与える「ナラ枯れ」への対策を進め、貴重な里山の景観を維持していきます。
また、里山の保全・再生に取り組む団体を支援するとともに、ホームページ「北摂里山情報バンク」では、里山の保全に取り組みたい団体に活動地の情報を提供しています。
学びの場として、フィールドワークを中心に北摂里山の魅力や関わり方が学べる「北摂里山大学」や、小・中学生が親子で里山を体験する「こども北摂里山探検隊」を開催しています。
対談「新宮 晋 地球アトリエ~未来へのメッセージ~」と「風の音楽会」を9月30日に県立有馬富士公園休養ゾーンで、「北摂SATOYAMA国際セミナー」を11月10日に宝塚ホテルで、それぞれ開催するほか、ホームページなどで「北摂里山博物館」の魅力を国内外へ発信します。
H29年度北摂SATOYAMA国際セミナー
「北摂里山博物館」ホームページでは、当地域の代表的な30カ所の里山を紹介しています。皆さんも、夏休みにはご家族そろって、里山に出かけてみてはいかがですか?
詳しくは、「北摂里山博物館」(外部サイトへリンク)(別ウインドで開きます)に掲載していますので、ご確認して下さい。
阪神北県民局長 藪本 訓弘
お問い合わせ
部署名:阪神北県民局総務企画室総務防災課
電話:0797-83-3117
FAX:0797-86-4379
Eメール:hanshinksom@pref.hyogo.lg.jp