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パソコンやスマートフォンの普及に伴い、インターネットトラブルが増加し、悪質商法による被害も後を絶ちません。このような消費者トラブルを未然に防ぐため、子どもからお年寄りまで、広く消費者を対象とした啓発イベント「かしこい消費者になりまショー!~消費生活、見る・知る・わかる~」を開催しました。
両日ともに、多くの方にご来場・ご参加いただき、2日間で延べ1万2千人の来場者で賑わいました。
消費者問題をテーマにした楽しい寸劇や人形劇、腹話術等のパフォーマンスを7団体がステージで披露しました。
神戸学院大学S.S.Wの人形劇『詐欺詰め合わせ』が兵庫県知事賞(グランプリ)に輝きました。
詳しい結果発表は「パフォーマンスコンテスト結果発表」でも紹介しています。
【以下、出演者五十音順】
くらしのヤングクリエーター(消費者問題を学習している大学生)として活躍している、神戸市外国語大学・甲南大学・兵庫県立大学の学生が、日頃、取り組んでいる消費者問題をテーマにした研究や活動をステージで披露しました。
若者をねらう悪質商法などから身を守るためのハンドブックを5か国語に翻訳し、啓発している学生による活動報告で、模造紙やパソコンを活用し、分かりやすく説明をしました。 |
広告表示について調査研究を行った甲南大学経済学部後藤ゼミの学生が、法的に問題の多いチラシを使った商品紹介、自ら制作したCMを動画で放映するなど、参加者が楽しめる内容で注意喚起を行いました。 |
姫路のFM放送局で消費者問題などをテーマとしたラジオ番組を制作・放送している学生が、寸劇に挑戦し、男子学生がお母さん役を演じるなど、笑いをまじえながら悪徳商法の手口を紹介しました。 |
「ネットやスマートフォン なにが危険なの?」、「情報は紐づく それって、どういうコト?」、「個人情報漏えい 漏れるとどうなるの?」、「サイバー犯罪 最近の手口は?」などをテーマにトークが行われ、ネットやスマホの身近な危険について、参加者は熱心に聞き入っていました。 篠原嘉一氏(兵庫県情報セキュリティーサポーター) |
「そもそもスマホって何?」、「アプリ、3G、Wi-Fi、GPSとは?」などの疑問について、スマホの相談内容・相談状況について、ゲームやSNS※の相談例についてなどをテーマに豊富な事例をまじえてトークを展開。参加者は立ち見が出るほど興味津々の様子でした。SNS※・・・ソーシャルネットワーキングサービス 菅野泰彦氏(一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会) |
アカペラの街、神戸にて誕生した次世代アカペラ・ボーカルグループ!RAPを取り入れるなど、新しいサウンドを目指し、KOBEに、そしてKOBEから、笑顔と元気を届けようと活動中! |
スイング・ジャズ・クルーズは「大学生の手で、神戸の街とジャズを盛り上げたい!」という想いで活動している、関西圏のジャズ研究会所属の大学生。 |
消費者問題に関するクイズに、はばタン・ふくタン・こうタンと一緒に挑戦しました。(全3回)
契約や食品表示、ネットトラブルに関する問題に多くの来場者が挑戦。難しい問題が出ると悩む姿がみられたり、意外な正解に驚く声があがったり、おおいに盛り上がりました。全問正解者も多数いて、賞品を手にして喜ぶ親子などが見られました。
兵庫県内で消費者問題に取り組む団体・グループによる活動紹介・展示・販売コーナー。
【出展団体五十音順】
淡路消費者団体連絡協議会 |
市川町消費者の会 |
お米の勉強会 |
環境グループYUZU |
NPO法人環境21の会 |
生活協同組合コープこうべ |
NPO法人C・キッズ・ネットワーク |
大学生協阪神事業連合 |
丹波消費者団体連絡協議会 |
兵庫県協同組合連絡協議会 |
兵庫県工業振興課、一般社団法人兵庫県計量協会 |
福崎町消費者の会 |
兵庫県警察本部 |
兵庫県生活衛生課 |
兵庫県生活科学総合センター |
展示ブースにスタンプを設置し、スタンプラリーを実施。スタンプを一生懸命探す子どもたちや、スタンプを押してもらいながら熱心に出展者の説明に聞き入る高齢者など、幅広い年代の方が参加しました。スタンプラリーには2日間で約1,500名参加いただき、抽選会場には途切れることなく抽選器を回す『ガラガラ』という音が響きました。景品の消費者ホットラインの電話番号(0570-064-370)が印刷されたオリジナルグッズを自宅で活用したいと嬉しそうに眺める姿がみられました。
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