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県では、地域特有の建造物等や日常の何げない景観の魅力を景観遺産として登録し、ふるさと意識の醸成や地域の活性化につながるよう情報発信に努めています。2024(令和6)年8月には、約100年前の1925(大正14)年に発生した北但大震災からの復興過程で建設された8件を「北但大震災からの復興を今に伝える『豊岡震災復興遺産』」として新たに登録しました。当時の先端技術であった鉄筋コンクリート造やしっくい塗りなどで防火性を高めた木造の建築物がJR「豊岡」駅からすぐの大開通りなどに残っています。今後、フィールドパビリオンの認定プログラム「『北但大震災からの100年』をめぐる復興まち歩き」と連携し、情報を発信していきます。(県都市政策課)
豊岡震災復興遺産
旧豊岡町役場庁舎、旧兵庫縣農工銀行豊岡支店、佐藤家及び西村家住宅、旧5軒長屋、大開通南側長屋、鈴木家住宅、河見家住宅、旧豊岡貯蓄銀行が登録されています。
「旧豊岡町役場庁舎」は、豊岡市の議場・交流センターとして活用されています。
リノベーションされ、ホテルとして営業する「旧兵庫縣農工銀行豊岡支店」。
和洋折衷の外観の「旧豊岡貯蓄銀行」は、1階が医院、2階が画廊。
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