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更新日:2024年12月9日

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南海トラフ地震臨時情報について

1.南海トラフ地震臨時情報とは

南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁より発表されます。
臨時情報が発表された際は、国や県・市町からの情報に注意し、防災対応をとることが重要です。

出典:内閣府ホームぺージ(南海トラフ地震臨時情報が発表されたら! : 防災情報のページ - 内閣府

2.南海トラフ地震臨時情報が発表される異常な現象

南海トラフ地震臨時情報が発表される異常な現象は以下の3ケースです。

半割れケース 一部割れケース ゆっくりすべりケース
南海トラフの想定地震域内の領域で大規模地震が発生し、残りの領域で大規模地震発生の可能性が高まったと評価された場合 南海トラフ沿いで大規模地震に比べて一回り小さい地震(M7.0以上、M8.0未満)が発生した場合を想定 短い期間にプレート境界の固着状態が明らかに変化しているような通常とは異なるゆっくりすべりが観測された場合

「南海トラフ地震の多様な発生携帯に備えた防災対応検討ガイドライン【第1版】」(南海トラフ地震臨時情報が発表されたら! : 防災情報のページ - 内閣府)を加工して作成

3.南海トラフ地震臨時情報の種類と発表条件

南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフ沿いで発生した異常な現象に応じて、キーワードを付して発表されます。
例えば、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)といった形で発表されます。

臨時情報の種類 発表の条件

南海トラフ地震臨時情報
(調査中)

  • 南海トラフの想定震源域またはその周辺でM6.8以上の地震が発生した場合
  • 通常とは異なるゆっくりすべりが発生している可能性がある場合

南海トラフ地震臨時情報
(巨大地震警戒)

  • 南海トラフの想定震源域内のプレート境界でM8.0以上の地震が発生した場合

南海トラフ地震臨時情報
(巨大地震注意)

  • 南海トラフの想定震源域内のプレート境界でM7.0以上、M8.0未満の地震が発生した場合
  • 通常とは異なるゆっくりすべりが観測された場合
南海トラフ地震臨時情報
(調査終了)
  • 巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにもあてはまらない場合

詳細については、気象庁ホームページ(外部サイトへリンク)を参照してください。

4.南海トラフ地震臨時情報発表の流れ

南海トラフ地震臨時情報は下図の流れで発表されます。

出典:「南海トラフ地震の多様な発生携帯に備えた防災対応検討ガイドライン【第1版】」(南海トラフ地震臨時情報が発表されたら! : 防災情報のページ - 内閣府

5.南海トラフ臨時情報発表時の防災対応

南海トラフ地震臨時情報が発表された場合、国や県・市町村から住民へ後発地震に備えるよう呼びかけがあります。
呼びかけの内容は南海トラフ沿いで発生した異常な現象に応じて異なります。


※出典:南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドライン【第1版】(一部改変)

2024年8月8日16時43分ごろに宮崎県日向灘を震源とするM7.1の地震が発生し、気象庁から南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された際には、兵庫県地震災害対策連絡会議を開催し、警戒態勢を強化し、日頃からの備え等に係る知事メッセージを3回を発表する等の対応を実施しました。
詳細については、こちらを参照ください。

6.その他

内閣府や気象庁等において、南海トラフ地震臨時情報に関するガイドライや説明動画等が公表されておりますので、ぜひご覧ください。

お問い合わせ

部署名:危機管理部 防災支援課

電話:078-362-9806

FAX:078-362-9839

Eメール:bosaishien@pref.hyogo.lg.jp