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兵庫県防災ハンドブック |
近年、集中豪雨などによる水害が頻発しており、広域にわたる都市域の浸水や地下空間の浸水など甚大な被害を引き起こすことも少なくありません。平成16年には、観測史上最多となる10個の台風が日本に上陸し、県内各地にも大きな被害をもたらしました。
現在、こうした災害が生じた場合でも、被害をできるだけ少なくするため、事前に地域住民の方に対して河川のはん濫や土砂災害等に関する情報を提供し、洪水・土砂災害に関する知識の啓発と円滑な避難を目的として、ハザードマップ等の整備が進められています。居住地をはじめとする、自分のいる場所の災害に対する危険度や、災害に対応した避難場所を基礎知識として知っておくことは、災害時の的確な避難行動のためには重要なポイントであり、それらの情報の普及は急務となっています。
本ハンドブックは、県の職員をはじめ、市町職員、地域の防災リーダーの方などが、地域の住民の方にこれらの情報のより一層の普及・啓発を図る際に、参考としていただくことを目的に作成したものです。
兵庫県防災ハンドブック【洪水はん濫と土砂災害に備えて】(PDF:16,642KB)
平成17年に改正された水防法第14条に基づき、洪水予報河川および避難判断水位(特別警戒水位)への水位の到達情報を通知および周知する河川(水位周知河川)において、洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図るため、河川整備の基本となる降雨により河川がはん濫した場合に浸水が想定される区域として指定し、想定される水深と併せて公表しているものです。
兵庫県では、洪水予報河川および水位周知河川を含む343河川において浸水想定区域図を作成し、「兵庫県CGハザードマップ」で公開しています。
河川管理者から提供された浸水想定区域および想定される水深を表示した図面(浸水想定区域図)に洪水予報等の伝達方法、避難場所その他洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図るための必要な事項などを記載したものであり、平成17年に改正された水防法第15条に基づき、浸水想定区域を含む市町の長が作成し、各世帯に提供するものです。
洪水ハザードマップ公表状況 (平成22年4月末時点) (市町) |
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県内全市町数 |
公表予定 |
公表済 |
公表率 |
41 |
41 |
41 |
100% |
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