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兵庫県では、平成21年台風第9号などによる災害を教訓に策定した「山地防災・土砂災害対策計画」に基づき、砂防堰堤等の整備による自然災害に備える強靭な県土の構築を推進してきました。これまでの第1次から第3次までの計画(H21~R2)で、人家等保全対策など737箇所において整備に取り組んできました。
近年、気候変動に伴う豪雨の増加に伴い、土砂災害も激甚化、頻発化していることから、国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策(R3~7)」も活用し、「第4次山地防災・土砂災害対策計画」を策定しました。引き続き県土の強靭化を推進し、県民の皆様の「いのちとくらし」を守ります。
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平成21年の台風第9号災害の被災渓流や、災害時要援護者関連施設保全対策のうち緊急性の高い箇所などで対策を実施しました。
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未対策箇所のうち、災害発生時の影響が大きい谷出口周辺やがけ直下に人家があるなど緊急性の高い箇所で、砂防堰堤やがけ崩れ対策施設を整備しました。
また、平成26年8月丹波市豪雨災害を受けて計画を拡充し、未対策箇所の整備を強力に推進しました。
さらに、一部計画を前倒しすることにより、計画を4年間(平成26~29)に見直し、事業効果の早期発現を図りました。
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土砂災害特別警戒区域に指定された谷出口周辺やがけ直下に人家があるなど、緊急性の高い箇所で砂防堰堤やがけ崩れ対策施設を整備しました。
また、平成30年7月豪雨や国の「防災・減災、国土強靭化のための緊急3か年(H30~R2)」等により、計画を一部前倒し整備を加速化させ事業効果の早期発現を図りました。
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