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9月1日、丹波県民局管内で新たに1名の感染者が確認され、管内の感染者は計9名となりました。県全体でも、8月中旬以降、感染者の発生は減少傾向にあるものの、未だ高い水準にあります。
また、直近1週間の平均感染者が19.7人に下がったため、県独自の警戒基準を「感染警戒期」に緩和しましたが、これからも油断せず、感染防止に取り組むことが大切ですので、ご協力をお願いします。
さて、丹波地域では、これから、栗、黒大豆枝豆など、秋の味覚の収穫が続きます。
県民局では、これら特産物のブランド力向上と生産拡大につなげるため、今年も「丹波栗食べ歩きフェア」を開催します。丹波栗は粒が非常に大きく、色つやが良い、甘みがあるといった特徴があり、その風味の良さから、高級和菓子、料理の素材として、高く評価されています。最近の高温や少雨などにより、収穫時期が遅れる可能性や乾燥による小粒傾向がありますが、例年よりも実の付きが多いため、平年並みの収穫量が確保できると期待しています。
是非、丹波にお越しいただき、秋の味覚を味わってください。
丹波栗を用いた料理・お菓子などを提供する店舗や生栗の直売所、観光栗園(栗拾い)を「丹波栗食べ歩きMAP(道の駅や観光案内所で配布)」から選択し、のぼりを目印に巡っていただきます。
昨年の開催では、「大好きな栗がいろんなところで食べられて嬉しかったです。」「味良し、店の方良し。今年も大満足でした。」「初めて丹波栗を食べて美味しくて感動しました。絶対また来たいです。」などの声が寄せられました。
今年は、参加者のみなさまに楽しんでいただける企画として、新たにスタンプラリーを実施します。フェア期間中に飲食や買い物をしていただいた3店舗のスタンプとアンケートに回答いただくことで、抽選で20名の方に3,000円相当の丹波地域の特産物をプレゼントします。用紙は期間中、フェア参加店舗で配布しますので、是非、ご参加ください。
(1)期間 9月12日(土曜日)~11月8日(日曜日)
(2)場所 丹波篠山市及び丹波市の70カ所
【栗拾い:9月12日(土曜日)~10月4日(日曜日)】
【飲食・栗加工品の販売:9月19日(土曜日)~11月8日(日曜日)】
【生栗の販売:10月3日(土曜日)~10月18日(日曜日)】
(3)主催 丹波栗フェア実行委員会(事務局:丹波県民局内)
【昨年度実績】参加施設数:78カ所
県では、毎年8月を「道路ふれあい月間」として、道路の正しい利用の啓発や道路愛護思想の普及を図っています。今回、その一環で、8月25日(火)に、「ひょうごアドプト事業活動団体」として、県管理道路の環境美化活動に長年取り組まれてきた「西野々(にしのの)自治会(丹波篠山市)」と「小多利(こたり)公民館(丹波市)」に県民局長感謝状を授与しました。
両団体の現地を拝見しましたが、西野々自治会が約14年間維持管理されている、国道372号沿いの「まつもり花公園」は、地域の方に親しまれ、多くの方に利用されており、先日は、13時間デカンショ踊りのスタート地点にもなりました。また、県民局が設置している「デカンショ街道」の愛称標柱周辺の緑地帯も丁寧に手入れされており、京都から丹波地域を訪れる方の玄関口にふさわしい景観だと感じました。
そして、小多利公民館が約19年間手入れされている、色とりどりの草花が植栽された一般県道追入市島線沿道の花壇は、地域の方だけでなく、丹波路を走る方に心の潤いや安らぎを与えてくれると感じたと同時に、昨年度、県民局が設定したサイクリングモデルルート「兵庫丹波チャレンジ200」沿いであることから、今後、多くのサイクリストの目を楽しませてくれると期待しています。
現在、「ひょうごアドプト事業活動団体」に、丹波地域では道路愛護として26団体、河川愛護として2団体が登録されていますが、今後も活動の輪が更に拡がることを期待しています。
まだまだ残暑が厳しく、新型コロナウイルス感染症の拡大も心配される中、作業にあたっては決して無理をせず、また、怪我や体調管理に十分留意していただきますようお願いします。
(左から、感謝状贈呈式、国道372号沿道(西野々自治会)、(一)追入市島線沿道(小多利公民館)
8月27日(木)、道の駅「丹波おばあちゃんの里」に、日本道路協会による「道路功労者」の表彰状を伝達しました。
これは、8月10日「道の日」に日本道路協会が道路事業や道路愛護・美化保全等に貢献した団体・個人を表彰しているもので、今年度は県下で唯一、当道の駅が、阪神・但馬・丹後の各地域を結ぶ拠点として年間37万人に利用され、地域の活性化にも寄与するなどの多年に渡る顕著な功績が認められ、受賞されました。
県民局では、当道の駅を「丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム(外部サイトへリンク)」の玄関口として、また、サイクリングモデルルート「兵庫丹波チャレンジ200」の拠点の一つとして位置づけており、引き続き、連携・協力していきたいと考えています。
この道の駅が更に多くの利用で賑わい、丹波市の地域創生の起爆剤となることを期待しています。
(表彰状贈呈式の様子)
丹波県民局長 飯塚 功一
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