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国の緊急事態宣言が5月25日に全国で解除されました。これを受け、県では、6月1日から、今後の感染拡大予防と社会経済活動の再開を基本として、兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を推進しています。皆様には、今後の第2波にも備えるため、引き続き、感染防止にご協力をお願いします。
6月は、「土砂災害防止月間」と「豊かな村を災害から守る月間」です。
最近は、自然災害が多発し、いつ・どこでも起こり得る可能性があるため、日頃から、住民自ら防災意識を持ち、災害に備えることが大切です。
県民局においても、県民だよりひょうご6月号で紹介しているように、梅雨の長雨などによる土石流、地すべり、がけ崩れなどの土砂災害から住民の生命や財産を守るため、警察・消防・両市などと連携し、河川・砂防えん堤・ため池・治山施設などの防災パトロールを実施しています。
(県民だより6月号(PDF:326KB))
(左から、砂防えん堤のパトロール、ため池のパトロール)
この度、昨年の柏原川や篠山川などの管内69河川に続き、四斗谷川と明神川について、「想定し得る最大規模の降雨」(1000年に1度クラス)による「洪水浸水想定区域」や「浸水継続時間」さらには、河川の氾濫や河岸の浸食により家屋等が倒壊・流出する危険性が高い「家屋倒壊等氾濫想定区域」を公表しました。これにより、管内の全ての河川の公表が完了します。
区域図等は県民局の土木事務所で閲覧できるほか、県ホームページでもご覧になれます。
CGハザードマップ(外部サイトへリンク)にも反映させる予定ですので、お住まいの地域について、一度確認し、日頃から災害に備えてください。
(兵庫県CGハザードマップ HPトップ画面)
また、県では出水期に向け、市町における新型コロナウイルス感染症対策に十分留意した避難所運営を支援するため、「新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営ガイドライン~感染症と災害からいのちと健康を守るために~」(PDF:281KB)を策定しました。
このガイドラインは、①避難所で集団感染(クラスター)を発生させない②避難所での感染を恐れて避難行動・安全確保行動をとらず、犠牲になることを防ぐことを目的としており、タイムライン形式で市町の実施事項・留意点を整理するなど、避難所対策だけでなく、避難対策を含む実践的ガイドラインとして、全国初の取組となっています。
ガイドラインに基づき、①指定避難所以外の在宅避難や親戚や知人宅など複数の避難先の検討②避難時はマスク、体温計、携帯用消毒液などを持参③自らの逃げ時や避難場所を登録しておく「マイ避難カード」の作成などの避難対策にご協力をお願いします。
なお、マイ避難カードは、「ひょうご防災ネット」などで作成できます。チラシに詳細を記載していますので、是非、ダウンロードのうえ、ご活用ください。
チラシはこちら → ひょうご防災ネット(PDF:4,618KB)
ダウンロードはこちら →
丹波県民局長 飯塚 功一
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