ホーム > 組織情報一覧 > 東播磨県民局 加古川農業改良普及センター

更新日:2021年6月9日

ここから本文です。

東播磨県民局 加古川農業改良普及センター

業務内容

農業生産性の向上や農作物品質向上のための技術支援、効率的・安定的な農業経営のための支援、農村生活改善のための支援などを関係機関と連携・協力のもとで行っています。

問い合わせ先

【郵便番号】675-8566

【住所】加古川市加古川町寺家町天神木97-1加古川総合庁舎6階

課名 分掌事務 電話番号 FAX・E-mail
地域課
  • 集落営農、農村女性、高齢者等の多様な担い手育成支援
  • 市町等の農業振興計画推進支援
079-421-9354 079-421-4056
kakogawank@pref.hyogo.lg.jp
 
経営課
  • 野菜、果樹、花き、畜産、農村生活の高度専門技術普及や農業経営の分析診断支援
  • 農業技術・栽培技術の普及、相談の実施
  • 新規就農者の相談や青年農業者の育成支援
079-421-9355
 

 

 

 

   

主要施策等

普及指導活動の基本方針
ア 地域アクションプランと普及指導活動
「東播磨地域アクションプラン」に掲げる施策及び「県協同農業改良普及事業の実施に関する方針」に基づき農業改良普及センターが担う課題解決のため、毎年度「年度計画書」を作成、効率的かつ効果的な活動を展開します。

イ 地域アクションプランを実現するための施策展開と普及指導活動
(1)需要に応える農業の競争力強化と持続的発展
1)野菜等園芸作物の生産拡大
 ①都市近郊の立地等を活かした施設野菜の生産拡大
都市近郊の立地等を生かしたトマト、いちご等施設野菜の生産拡大のため、栽培技術の向上や環境制御技術などの導入を進め、収量及び品質に優れた生産性の高い施設園芸の拡大を推進します。
②新たな担い手確保や省力化などによる露地野菜の生産拡大
露地野菜では、キャベツ等を中心に集落営農組織や大規模農家による栽培を拡大するため、担い手の確保と省力化、規模拡大を推進します。
  ③地域特性を活かした果樹・花き・特用作物等の振興
切り花や花壇苗は、市場性の高い品目や品種の導入、新技術の導入を進めます。果樹は、付加価値の高い品目の導入支援と技術の普及により生産の拡大を進めます。
2)土地利用型作物(米・麦・大豆)のブランド力向上
①ひょうごの強みを活かした県産米の生産振興
米は、ヘアリーベッチを緑肥とした環境創造型栽培技術の拡大を進めます。特に集落営農組織等による栽培を推進し、東播磨地域のブランド米とするため、集落営農組織や研究会組織の育成を通じた技術普及と面積拡大を支援します。
   収益性の高い稲作経営を進めるため、多収穫米等の導入を拡大するとともに、畜産農家などの実需者と連携した飼料用米、加工用米の生産拡大を図ります。
  ②需要に応じた麦・大豆の生産振興
   麦・大豆は、地域の加工業者等と結びついた生産を進め、ニーズに応じた品種や新たな栽培技術の導入により、営農組合の収益の確保に努めます。
3)環境創造型農業の拡大
  ①環境創造型農業の技術普及と取組拡大
   安心で良質な農産物の持続的な生産を図るため、堆肥や緑肥等による適切な土づくりと化学合成肥料や農薬の使用量の低減などにより環境創造型農業を推進します。地域の住民へ環境創造型農業の必要性と地域の農産物のPRのため兵庫県認証食品等の認証取得を進めます。
 4) 多様な担い手の確保・育成
  ①法人経営体等が中心となる農業構造の確立
   土地利用型農業では、人・農地プランの策定や多面的機能支払交付金の活用による集落ぐるみの活動等を通じ集落営農組織の育成を図ります。既に組織化された集落では、経営基盤の強化や人材確保のため、法人化や広域営農組織への誘導を進めます。
   経営感覚や能力に優れた認定農業者等の個別経営体を育成するため、ICTの活用促進、農業者による販売・加工等経営の高度化、雇用の促進や法人化を支援します。
  ②新規就農者の確保・育成
新規就農者のさらなる育成確保のため、就農研修などにより技術、知識の早期習得や就農初期の経営安定を図ります。
③多様な人材の参画による地域農業の推進
女性の経営参画を促進する起業支援や家族経営協定の締結を推進します。
5)畜産物のブランド力と生産力の強化
  ①但馬牛、神戸ビーフのブランド力・生産力強化
肉用牛肥育経営では,経営や肥育技術に優れた担い手を育成・確保し、但馬牛子牛の生産拡大をするため繁殖・肥育一貫経営への誘導を図ります。
②県産牛乳乳製品のブランド力と生産力の強化
酪農経営の安定のため牛舎環境の改善等による乳質、乳量の安定を支援します。
(2)新たな価値創出による需要の積極的な開拓
1)新たな需要や市場の積極的な開拓
①マーケットインの発想によるブランド化、特産品化、6次産業化
 消費者や実需者のニーズに応じ、品目や品種の選定、個性特長を際立たせる栽培管理手法等により、価値の高い農産物の生産を支援します。
   農産加工グループ等をはじめ地域ぐるみによる地域農林水産物を活用した加工品の開発、販売や6次産業化を進めます。市場の開拓のため、地域内の地産地消の推進をはじめ、地域外に対しても積極的なPRを進めます。
  ②新たな需要や市場の開拓を目指す人材の育成
   意欲的に企画提案等を行える農林漁業者を育成するため、若手農業者・加工グループなどを対象に商品力や営業力の向上を支援します。
 2)効率的・安定的な流通の確保
  ①農林漁業者の直売活動の推進
  直売所に地域で生産された農産物、加工品等を供給するため、集落営農組織、加工グループ等の直売所向け生産活動を支援します。
3)消費者の信頼の確保と県産県消の推進
  ①農林水産物の安全性確保の推進
安全で信頼される農産物を供給するため、生産から流通、加工から消費者に至る過程における安全性、信頼性を確保する取り組みを進めます。生産段階では農薬の適正使用、減農薬栽培の推進、GAPの導入等を図ります。
  ②食品に対する消費者の信頼の確保
   農産加工グループを対象に食品表示と食品衛生管理の徹底を図ります。

事業等の紹介、関連するページ

 

その他