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きっかけは、先輩職員が白血病を発症したことでした。
およそ20年前、当時の同僚らと一緒に、骨髄バンクに登録しました。
それ以来、ドナー提供の機会がないまま年月が経過。しかし昨年、ついにドナー候補者になりました。その貴重な経験の顛末を記します。
・HLA(DNA)が不一致のとき |
20年経って、ようやく巡ったドナー提供の機会でしたが、拍子抜けするくらい、あっさりと終わりました。もしコーディネートが進んでいれば、この後は、家族、第三者の立会人の同席のもと、最終同意面談を行い、採取日程・施設の決定となるはずでした。
コーディネート終了の理由が、他のドナー候補者からの採取が決まったからであること、そして無事移植がなされたことを祈るばかりです。
ドナー登録は継続となりましたが、制度上、満55歳の誕生日でドナー登録が取り消しになります。先月、53歳になりました。残り2年のうちにドナー提供の機会があればいいんですが。
今月は「骨髄バンク推進月間」です。このメッセージがきっかけで、1人でもドナー登録をしていただき、1人でも救われる方がいれば、これほどうれしいことはありません。骨髄バンクについてのご理解と、ドナー登録へのご協力をお願いします。
ドナー登録のきっかけとなった先輩職員ですが、病気を克服し、今でも現役で勤務されています。私にきっかけをくれたことに、そして今もなお元気でいていただいていることに、この場をお借りして感謝申し上げます。
追伸
6月の県民局長メッセージで取り上げた「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ゼロ)」の4月6日放送回が、「2022年日本民間放送連盟賞ラジオ生ワイド部門」で最優秀を受賞されました。おめでとうございます。
本業はテレビプロデューサーで、40歳を過ぎてからラジオのパーソナリティを始めた佐久間さんが、「テレビでもとったことのない大変な賞を、ラジオでいただくことがあるなんて。人生はとても不思議だし、何かを変えたり始めたりするのに年齢は関係ないんだと、またラジオが教えてくれました」と喜びの受賞コメント。いいこと言いますね。まだ聴いていない方は、Spotify(スポティファイ)で聴けますので、ぜひ。
合わせて、このときのメッセージの「備え」にもご理解いただき、地震、台風などの自然災害への備えをお願いします。
阪神北県民局長 和泉 秀樹
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