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更新日:2023年12月7日

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ユニバーサル社会づくり第7次兵庫県率先行動計画の策定

兵庫県は、平成17年度に「ひょうごユニバーサル社会づくり総合指針」を策定し、年齢、性別、障害の有無、言語、文化等の違いに関わりなく、全ての人が地域社会の一員として尊重され、互いに支え合い、一人ひとりが持てる力を発揮して活動することができる「ユニバーサル社会」をめざし、様々な施策を展開しています。

この指針に基づき、同じく平成17年度に、県職員一人ひとりが率先して取り組むべき具体的行動を示した「ユニバーサル社会づくり兵庫県率先行動計画」を策定。以降改定を重ね、令和4年度に第7次計画を策定しました。

ユニバーサル社会づくり第7次兵庫県率先行動計画(令和4~6年度)

計画の目的

  • 性別、年齢、障害の有無、国籍等の異なる多様な県民のニーズに応え、質の高い県民サービスを行う「ユニバーサル県庁」の確立

  • ユニバーサル社会をめざす県の率先プロジェクトを市町、企業、団体、NPOなどの多様な主体に普及

職員一人ひとりが取り組む「県民サービス」~20の実践項目~

ユニバーサル県庁をめざす「意識」を持つ

  • 1.窓口や電話で多様な来庁者に対応するための研修を実施
  • 2.職場内や来庁者に対する気持ちのよい対応
    • 障害特性等に応じた積極的な挨拶、丁寧な電話対応の実践
    • 事務室入口や案内表示前等では、来庁者に必要な支援を確認し対応
    • ヘルプマークを身につけた方への思いやりのある行動

誰にでも分かりやすい「表示」を行う

  • 3.事務室入口の誰もが見やすい位置にマーク等を掲示
    • 補助犬マーク、耳マーク、手話マーク(本庁)、B4以上のカラー表示の配席表・業務説明を掲示
    • 課室名の表示板に点字ラベルを貼付
  • 4.窓口職員は、大きさや形を工夫した吊り下げ名札等を使用
  • 5.庁舎や県立施設にはバリアフリー情報等を記した案内表示を掲示
  • 6.庁舎や県立施設には受付等に見やすい施設案内図・パンフレットを配置
  • 7.県立施設のホームページにユニバーサル推進課ホームページの「県内各施設のバリアフリー情報」ページとのリンクを貼る(又は県立施設のホームページに直接バリアフリー情報を掲載)
  • 8.イベント等では多様な参加者を想定し、誰にでもわかりやすい案内表示を掲示

ユニバーサルな「環境」をつくる

  • 9.管理・監督職は点字名刺を常備
  • 10.視覚障害者と名刺交換をする場合は点字名刺を使用
  • 11.障害者や外国人等とのコミュニケーションを円滑にする機器等を窓口に設置(コミュニケーションボード、UDトーク等のアプリをダウンロードしたタブレット端末、筆談用具、ポケトーク等)
  • 12.一般来庁者が往来する窓口等のエリアでは、白杖や補助犬の使用者、車いす使用者が安全に移動できる通路を確保
  • 13.申込書やアンケート用紙等の性別の記載は、真に必要性のあるものに限定
  • 14.物品・役務等の優先調達の実施(前年度比同額以上)
  • 15.庁舎及び県立施設の管理者は、ユニバーサル設備に破損等異常箇所がないかを定期的に点検

見えない方・聞えない方等へ「情報配慮」を行う

  • 16.視覚障害者や聴覚障害者が参加するイベント等では情報配慮を徹底
    • 視覚障害者:点字や拡大資料等を準備
    • 聴覚障害者:手話通訳者や要約筆記者の配置、ヒアリングループ等の設置
  • 17.文書等は12ポイント以上で作成
  • 18.ユニバーサルデザインに配慮した印刷物やホームページ等を作成
    (音声コード・音声読み上げ機能の付加、文字フォント・色等に配慮、点字版・外国語版の用意等)
  • 19.映像DVD等を作成する場合は、可能な限り字幕や副音声を挿入、またはテキストブックを作成
  • 20.通知文書や印刷物等にFAX番号やメールアドレスを記載

多様な主体に取組を広げる8つの「率先プロジェクト」

県から市町、企業、団体、NPOへと、ユニバーサルの視点からの取組を拡げるため、県が実施するユニバーサル社会づくりに関する実践・モデル的な事業を紹介

  1. 県主催イベント等での情報配慮の徹底
    「不特定の300人以上が参加」「聴覚障害者が参加」のイベントに手話通訳・要約筆記者を派遣
  2. 外国人県民への多言語による平日・週末生活相談・情報提供の実施
    ひょうご多文化共生総合相談センターにおいて11言語対応による生活相談・情報提供を実施
  3. ユニバーサルツーリズム推進事業
    高齢者や障害者等が旅の楽しみを享受できる環境づくりのため、観光地の受入体制の強化・意識醸成等の事業を実施
  4. 認知症希望大使の委嘱
    認知症の人本人に「ひょうご認知症希望大使」を委嘱し、自らの言葉による普及啓発活動や当事者の意見を反映した施策を展開
  5. 障害者福祉サービス事業者等への優先発注
    物品や簡易な印刷・役務の調達等にあたり、随意契約等により障害福祉サービス事業所等への優先的な発注を実施
  6. LGBT等多様な性への理解促進
    LGBT等多様な性への理解促進に向けた啓発の推進、性的少数者を対象にした専門の相談窓口の設置
  7. 職員の女性割合の向上
    • ア)知事部局等の採用者40%
    • イ)本庁課長相当級以上の職15%
    • ウ)本庁副課長、班長・主幹相当級20%
  8. 男性の育児参加
    • ア)配偶者の出産補助休暇取得100%
    • イ)男性の育児休暇取得希望者の100%

計画の概要

取組状況

ユニバーサル社会づくり第6次兵庫県率先行動計画(令和1~3年度)

取組実績

関連資料

お問い合わせ

部署名:福祉部 ユニバーサル推進課

電話:078-362-4379

FAX:078-362-9040

Eメール:universal@pref.hyogo.lg.jp