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更新日:2018年5月10日

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健康増進プログラムについて

一人ひとりの健康状態や体力、生活状況に合わせて、生活習慣を改善するための「健康増進プログラム」をご紹介します。

健康増進プログラムとは

最近よく耳にする言葉「メタボリック・シンドローム~内臓脂肪症候群」。内臓脂肪が多いと生活習慣病を引き起こす可能性が高まります。予防のためには、食生活や運動習慣の改善に取り組むことが必要です。
県では、生活習慣の改善を支援するため、平成17年度にこの「健康増進プログラム」を作成しました。「健康増進プログラム」には、健康イベント等で活用できる「健康づくり・運動栄養実践プログラム」(普及啓発版)、健診結果を含めてより詳細な分析を行う「生活習慣病予防改善プログラム」(健診事後指導版)、65歳以上の生活機能評価を行う介護予防版があります。ここでは、普及啓発版と健診事後指導版をご紹介します。

普及啓発版

まず、身長・体重・血圧・体脂肪などを測ります。そして生活習慣に関する36の質問表にお答えいただきます。たとえば、「あなたの睡眠状態はどうですか?」とか「食べる量と運動量のバランスを考えていますか?」といった運動、栄養、生活に関する内容になっています。
次に、パソコンにデータを入力して「あなたの健康増進プログラム」を作成します。さらに、体力測定を実施すると「あなたの健康づくり運動プログラム」が作成されます。この「生活体力測定」は6種類あり(はばタンロープくぐり、ひとり立ち、パールブリッジ、ひょうごツーリズム、コウノトリ、桜回廊速足)、兵庫県ゆかりの名前がつけられています。
誰もが気軽に受けやすいプログラムを通して、現在の自分に適した具体的な改善ポイントを知ることができます。

健診事後指導版

このプログラムは、生活習慣病やメタボリック・シンドロームの対策に特化されたもので、身長・体重などの基本データに加え、コレステロール値や血糖値など健診結果のデータを入力し、生活習慣病に関する検査値を、標準的な健診・保健指導プログラムの健診判定値にそって正常群、予備群、医療優先群に分けて視覚的に示し、生活習慣病の危険度を評価します。
また、腹囲と血圧、脂質、糖代謝の検査値を踏まえて内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)を判定し、生活習慣について、生活習慣病の状況とアセスメントの回答を分析して適切な生活プランを示します。
さらに、5種類(握力、脚筋力、持久力、バランス、柔軟性)の「ひょうご元気アップテスト」を実施することにより、個々の状況に応じた「ストレッチ運動」「エアロビック運動」「筋力トレーニング」ごとに、日常生活の中で実行できる具体的な運動を提示します。

ご利用方法

健康増進プログラムを利用するには、ソフトウェアをパソコンにインストールする必要があります。
プログラムの使用は、「生活体力測定」や「ひょうご元気アップテスト」の安全性を確保するため次の団体に限らせていただきます。
  • 普及啓発版
    健康づくりの支援を目的とし活動する団体のうち医師、保健師、管理栄養士等、生活習慣改善への助言を行える専門職を置く団体。
  • 健診事後指導版
    各法健康診査・健康診断、保健指導業務を実施又は受託する団体及び健康づくりの支援を目的とし活動する団体のうち医師、保健師、管理栄養士等、生活習慣改善への助言が行える専門職を置く団体。

お問い合わせ

部署名:保健医療部 健康増進課

電話:078-362-9127

FAX:078-362-3913

Eメール:kenkouzoushinka@pref.hyogo.lg.jp