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更新日:2020年8月27日

熱中症対策

これまでの熱中症対策に加え、兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症予防行動をまとめました。

熱中症

そもそも人間の体は、暑い時には皮膚に多くの血液を分布し外気への放熱により体温を下げ、また汗をかくことによって体内の熱を逃がし体温を下げます。
この機能により体温を保っています。しかし熱生産と熱放散のバランスが崩れたとき熱中症が起こります。
高温環境下に長期間いたとき、またはいた後の体調不良はすべて熱中症の可能性があります。
熱中症を油断してはいけません。熱中症は死に至る可能性のある病態です。

熱中症発生状況

2020年6月1日~8月16日(速報値)における熱中症の救急搬送人員は1,619人です。
そのうち約4割(670人)の方が住居で発症しています。また6割(1,007人)の方が高齢者です。
「屋内で日差しにあたらないから大丈夫」と油断してしまいがちですが、屋内でも屋外同様十分な注意が必要です。

熱中症が起こりやすい環境

気温・湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、など体温を下げる機能を阻害する環境では熱中症が起こりやすくなります。
また高齢者や低栄養、下痢、感染症等で脱水気味の人も熱中症のリスクが上がります。
それ以外にも激しい運動や慣れない運動、長時間の屋外作業などの水分補給がしにくい状況は熱中症のリスクにつながります。

 

熱中症リーフレット表

熱中症リーフレット裏

 

熱中症~思いあたることはありませんか?~(環境省リーフレット)(PDF:1,206KB)

症状

比較的軽症なめまいや立ちくらみは「熱失神」・筋肉のこむろ返りといわれる「熱けいれん」。どちらも意識ははっきりしている状態です。
中等度に分類される「熱疲労」は全身の倦怠感、脱力、頭痛、吐き気、おう吐などの症状がみられます。
最も重症状態が「熱射病」とよばれ高体温に加えて意識障害がおこっている状態です。

 

分類

症状

症状からみた診断

Ⅰ度

めまい・たちくらみ

意識はありますが、脳への血流が瞬時的に不充分になった状態です。

筋肉痛・筋肉硬直

筋肉の「こむら返り」のことで、その部分に痛みを伴います。
発汗に伴う塩分(ナトリウム等)の欠乏により生じます。手足のしびれ・気分の不快

熱失神

 

熱けいれん

Ⅱ度

頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感

体がぐったりする、力が入らない等があり、「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害を認めることがあります。

熱疲労

Ⅲ度

Ⅱ度の症状に加え、
意識障害・けいれん・手足の運動障害

呼びかけや刺激への反応がおかしい、体がガクガクとひきつけがある(全身けいれん)、真直ぐ走れない・歩けない等。

高体温

体に触ると熱いという感触です。

肝機能異常、腎機能障害、血液凝固障害

これらは、医療機関での採血により判明します。

熱射病

※日本救急医学会分類2015より

応急処置

熱中症を疑った時は周りの人と協力して処置しましょう。

 

  1. 涼しい環境へ避難
    風の通しのよい日陰やクーラーの効いた室内等に避難させましょう。
  2. 脱衣と冷却
    衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。
    皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、うちわや扇風機等で扇ぐことにより体を冷やします。
    冷やした水のペットボトル、氷等を首の付け根・脇の下・大腿部の付け根の前面・股関節部にあてて皮膚直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
  3. 水分・塩分補給
    冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいます。大量発汗があった場合は汗で失われた塩分も補える経口補水液やスポーツドリンク等の摂取が薦められます。
    しかし、吐き気を訴えている場合や既にすでに嘔吐している場合は水分が気道に入り込む可能性があるため口から水分を摂ってもらうのは危険なので避けましょう。
  4. 医療機関へ運ぶ
    自力で水分の摂取ができない場合は点滴で補う必要があるため、医療機関に搬送することが最優先の対処法です。

 

兵庫の新たな生活様式「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症予防行動

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、兵庫県では新たな生活様式「ひょうごスタイル」を実践しています。気温の高い日が続くこれからの時期に備えて、感染防止の基本である「マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保」「手洗いの励行」「3密(密集、密接、密閉)」を避けながら、新しい生活様式における熱中症予防行動のポイントをまとめましたので、熱中症には十分注意しましょう。
※下線部は新たに「ひょうごスタイル」を反映させた箇所

暑さを避ける

室内の温度・湿度をこまめに確認し、適切に管理しましょう。
外出時は熱い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動しましょう。その際、日傘や帽子を活用しましょう。
涼しい服装を心がけましょう。
感染症予防のため、冷房時でも換気扇や窓を開けるなどして換気しましょうこの場合室内温度が高くなるのでエアコンの温度設定をこまめに調節しましょう。
飛沫の拡散予防に有効で「ひょうごスタイル」でも感染対策の基本としてマスクの着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していないときと比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、体に負担がかかることがあります。このため気温や湿度が高い中でのマスクの着用は十分に注意しましょう。

こまめに水分補給する

暑い日は気づかないうちにじわじわと汗をかいています。また高齢になるとのどが渇きにくくなります。のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。
体調が悪いと感じたときは、すみやかに涼しい場所に移動して水分補給をしましょう。
激しい運動、作業を行ったとき、多くの汗をかいたときは、水分補給とともに塩分も忘れずに補給しましょう。

日頃から健康管理をする

日頃から体温測定や健康チェックは感染症予防とともに熱中症予防にも有効です。実践しましょう。
体調が悪いと感じたときは、無理をせず自宅で静養しましょう。

暑さに備えた体づくりをする

暑くなり始めの時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度)することを心がけ、暑さに慣れるようにしましょう。

熱中症になりやすい人などへ配慮する

熱中症になりやすい高齢者・子ども・障害者への目配り、声かけを心がけましょう。
熱中症になりやすい人などへ配慮する観点からも、屋外等で人と十分な距離(少なくても2メートル以上)を確保することが難しい時はマスクを着用しましょう

熱中症は一人ひとりが正しい知識を持ち、行動すれば防ぐことができます。
暑い夏も適切な行動と選択で元気に過ごしましょう。


「ひょうごスタイル」を踏まえた熱中症予防行動のポイント(PDF:128KB)

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お問い合わせ

部署名:健康福祉部健康局健康増進課

電話:078-362-9127

FAX:078-362-3913

Eメール:kenkouzoushinka@pref.hyogo.lg.jp