24時間在宅介護を支える定期巡回・随時対応サービス（利用者向け情報）

平成24年度からスタートした「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回・随時対応サービス)」は、介護が必要になっても、住み慣れた家庭でできる限り生活ができるよう創設された24時間対応の介護保険サービスです。
介護を必要とする高齢者のみの世帯やひとり暮らしの高齢者の方の安心感が増すとともに、介護する家族の負担を軽減するサービスとして期待されています。
現在、県内で91事業所（令和6年9月末現在）で定期巡回・随時対応サービスを提供していますので、お住まいのお近くに定期巡回・随時対応サービス事業所がありましたら、利用について是非一度ご担当の介護支援専門員にご相談ください。

定期巡回・随時対応サービスの概要

定期巡回・随時対応サービスでは、日中・夜間を通じて訪問介護と訪問看護を一体的に受けることが可能です。また、定期的な訪問だけではなく、必要なときに随時訪問サービスを受けることも可能です。1日複数回の訪問により利用者の日々の心身の状況の把握が可能であり、その状況に応じて柔軟に訪問日時を変更することができます。

具体的には「定期巡回サービス」、「随時対応サービス」、「随時訪問サービス」、「訪問看護サービス」を組み合わせて利用します。

定期巡回サービス
1日1回から複数回、決まった時間にヘルパーが利用者の居宅を訪問して、入浴、排泄、食事等といった日常生活上の世話を行います。
随時対応サービス
オペレーターが相談を受けたり、ヘルパーの訪問手配等を行います。
随時訪問サービス
「転んで起き上がれない」「気分が悪くなった」など急な事態にもオペレーターからの要請を受けて、随時、ヘルパー等が利用者の居宅を訪問して、ケアを行います。
訪問看護サービス
看護師等が利用者の居宅を訪問して、服薬管理、療養上の世話または診療の補助を行います。