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98℃の湯が毎分470ℓも湧出する湯村温泉の源泉「荒湯」。地元では高温の湯つぼで卵や野菜などをゆでる「湯がき文化」が受け継がれてきました。温泉に含まれる重曹成分が野菜のえぐみや苦みを和らげ、甘みを引き立てます。土産物店では観光客向けにネットに入った卵やトウモロコシを販売。最近は、卵とパン、マヨネーズ等がセットになった玉子サンドのキットなども登場し、若者を中心に好評です。湯がき上がるまでの間、足湯でくつろぎのひとときを。地元の人と膝を突き合わせて語らうのも荒湯ならではの楽しみ方です。(湯村温泉観光協会 太田洋二さん)
約1200年前に発見された「荒湯」。周りの湯つぼは24時間いつでも利用できます。
土産物店に並ぶ卵。湯つぼに漬けて10~12分でゆで上がります。
人気の玉子サンドのキットは予約制(詳しくは観光協会へ)。
理髪店や美容院では「温泉洗髪」の珍サービスも。頭皮がすっきりすると評判です。
温泉街の全戸に配湯されており、民家の玄関口には水道水と温泉の2つの蛇口。温泉は主に融雪に使います。左が温泉。
2025年大阪・関西万博に向けて地域の持続可能な未来を実現する活動の現場(フィールド)を展示館(パビリオン)に見立てて発信する取り組み。
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