ここから本文です。
円山川下流域・周辺水田 総面積:1,094ha |
コウノトリの野生復帰の舞台である豊岡市の円山川下流域と人工湿地、水田は県内で唯一、水鳥の生息地として保全・活用する国際条約「ラムサール条約※」に登録されています。NPO法人コウノトリ市民研究所の上田尚志さんは登録翌年の2013(平成25)年から、高校生を対象にした湿地の生物調査の講師を務めています。(取材・文 本紙編集部)
戸島湿地での調査の様子。腰まで水につかりながら生き物を探します。
湿地はコウノトリの餌場としての機能も十分に果たしています。
※ラムサール条約とは
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する国際条約」で、1971(昭和46)年にイランのラムサールで採択されました。「円山川下流域・周辺水田」は2012年、コウノトリ野生復帰の取り組みと豊かな自然が評価され、登録されました。
問い合わせ
但馬県民局環境課
【電話】0796-26-3651
【ファックス】0796-24-7440