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有馬温泉では2月1日を「有馬温泉ユニバーサルの日」と定め、障害者のインターンシップを受け入れています。毎年20人ほどが2月中に2日~5日間、地域内の旅館やリネン会社で職業体験を行います。その後、実習先に就職する人もおり、当社はこれまでに6人を雇用してきました。体が不自由な家族がいることもあり、私は常日頃から、障害があっても活動を制限されるべきではないと思っています。できる仕事はたくさんありますし、実際に体験することで得意と感じられる仕事が見つかることも。有馬での体験が自信につながり、社会に出るきっかけになればうれしいです。また、実習生を受け入れることで他の従業員も、障害があるお客さまのペースに合わせた対応ができるようになり、心のバリアフリー化につながっています。これからも誰もが活躍し、楽しめる温泉街であり続けたいですね。(有馬ロイヤルホテル代表取締役社長 岩田一紀さん)
「実習生の懸命な姿に、受け入れる側も刺激を受けます」と岩田さん。
インターンシップでは清掃や配膳などを体験。
県では、ユニバーサルツーリズムの推進に積極的に取り組む宿泊施設を、ソフト・ハード両面から支援。県が定める基準を満たす宿を「ひょうごユニバーサルなお宿」登録施設(2023年12月末時点:34施設)として、県公式観光サイトで発信しています。
【問い合わせ】県観光振興課
【電話】078-362-3375
【ファクス】078-362-4275
ひょうごユニバーサルなお宿(外部サイトへリンク)のページへ
問い合わせ
有馬温泉障害者インターンシップ事業事務局(社会福祉法人円勝会 ドリーム甲子園)
【電話】0798-42-6510
【ファクス】0798-42-6511
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