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昨年J1リーグ初優勝を果たし、今シーズンも首位争いを繰り広げているヴィッセル神戸。尼崎市出身で、副キャプテンとしてチームをけん引する山川哲史さんに連覇に向けての意気込みや神戸、兵庫への思いを聞きました。(取材・文 本紙編集部)
山川哲史(やまかわ・てつし)さん
1997年尼崎市生まれ。2020(令和2)年ヴィッセル神戸に加入。ポジションはセンターバック。昨年は1対1の強さや体を張った守備でリーグ初優勝に貢献。今シーズンから副キャプテンを務める。
Q.現在のチーム状態は。
リーグ戦に加え、ACLE※の予選もある過密日程ですが、その分、多くの選手に出場のチャンスがあります。全員で切磋琢磨(せっさたくま)することで、チーム力は確実に上がっています。
Q.昨年のリーグ優勝で得たものは。
開幕戦からセンターバックで出場し続け、シーズンを通してディフェンスラインの統率を任されました。最高の結果を残せたのは大きな自信になりました。
Q.ホームタウンへの愛着は。
阪神・淡路大震災が起きた1995(平成7)年1月17日はヴィッセル神戸の練習初日でした。ホームゲームで勝利した後、選手とサポーターが一緒に歌う「神戸讃歌」は、震災復興とチームの躍進を願う応援歌です。僕は震災後の生まれですが、復興とともに歩んできたチームの一員として、神戸市、兵庫県を盛り上げていきたいと強く思います。
Q.県内のファンにメッセージを。
リーグ連覇、ACLE初優勝に向けて、目の前の試合を全力で勝ちにいきます。ノエビアスタジアム神戸で僕たちと喜びを分かち合いましょう!
※「AFCチャンピオンズリーグエリート」の略称。アジアのクラブチームの頂点を決める大会で、ヴィッセル神戸は日本代表として出場
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