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明石市のNPO法人HIKIDASHIは、性教育の講演や性について話せる「性教育カフェ」の開催、絵本の発行などを通して、包括的性教育※の普及啓発に努めています。元県の保健師で代表理事の大石真那さんに、活動を始めた経緯や幼児期からの包括的性教育の大切さを聞きました。(取材・文 本紙編集部)
※体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等など幅広いテーマを含む性教育

「『性教育カフェ』は月1回、明石駅前の『ウィズあかし』で開催しています」と大石さん。実施日はHIKIDASHIのInstagramとホームページで発信。
Q.活動を始めた経緯は。
末娘を妊娠中、8歳の長男に「赤ちゃんはどうやってお母さんのおなかに来たの?」と聞かれたのがきっかけです。改めて性教育について調べるうち、人権の尊重を基本とする包括的性教育の重要性を実感し、その推進を専門とするNPO法人を2022(令和4)年に立ち上げました。

「わが子に話したくなる保護者のための性教育入門」と題して講演。
Q.著書「げっけいのはなし いのちのはなし」について。
月経や妊娠、出産について伝えている絵本が見当たらなかったので、自分で作ろうと。男児にも自分のこととして捉えてほしくて小学生の男の子を主人公にしました。「出産は命をつなぐ大切なことだけれど、産まない選択肢もある」というメッセージも盛り込んでいます。

Q.幼児期からの包括的性教育はなぜ必要?
自分を知り、他者との違いを認め、自分らしく生きていくための教育だからです。子どもを一人の人間として尊重することがその第一歩です。

「子どもへの性教育の方法が分からない人は、この絵本を読み聞かせるだけでOKです」

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