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神戸地域ビジョン委員
第9期神戸地域ビジョン委員を募集しています。
任期は平成30年4月1日から平成32年3月31日まで。委員会の活動の基本となるのは、『21世紀兵庫長期ビジョン』です。
21世紀兵庫長期ビジョン』は、兵庫がめざす将来像をその実現方向とともに描いたものです。全県的な視点から見た「全県ビジョン」と併せて、歴史、風土、文化などを共有する広域的な圏域ごとに「地域ビジョン」がまとめられています。
「地域ビジョン」は、地域の人々が主体となって地域の将来像と自らの行動目標を示した指針であり、行政が主体となって策定する計画とはまったく異なるものです。このため、「地域ビジョン」に書かれている内容以上に、将来像の実現に向けた取組を、地域の人々が話し合いのうえ自主的に決めていくプロセスと実践が重要になります。
神戸地域については、「神戸地域ビジョン」が多くの方々による様々な議論の積み重ねによって、まとめられています。提案された将来像は「楽しいまち・神戸」。震災の困難な状況を乗り越えるなかで、何かを達成できた時に得られた「楽しさ」。その経験を受け継いでいきたいとの思いが込められています。
ビジョンには、「楽しいまち・神戸」の実現のために求められる市民の取組として、5つの具体的行動の指針が示されています。
① 安心・安全な神戸の暮らしづくり
② 次代を担う神戸の人づくり
③ 神戸の自然と融合した循環型の社会づくり
(「農」と結びあえるまちづくり、循環型のライフスタイルづくり、「六甲山」を活かす)
④ 神戸らしいグローカル※な魅力づくり
⑤ 神戸の強みを活かした地域経済の活力づくり
※グローカルは、グローバリゼーション(国際化の進展)とローカリティ(地域性)を融合させた造語。単純な国際化の進展ではなく、それを受け入れる日本文化や地域性との関わりを重視したものとして表しています。
これらの指針を踏まえ、第8期神戸地域ビジョン委員が14のグループに分かれて、自主的に活動を企画・運営し、創意工夫した様々な活動を展開しています。活動の主役は委員をはじめとする地域の皆さん。神戸県民センターはサポート役に徹しています。
委員会の活動は、ホームページやfacebookで発信しています。また、昨年11月11日には、ハーバーランドのスペースシアターで“ビジョンフェスティバル”を開催。多くの参加者を得て、活動を広く紹介することができました。こうした情報発信により、委員以外の人々の共感を呼び、活動の輪がさらに広がっていくことを期待しています。
そして、ビジョンがめざす地域の将来像「楽しいまち・神戸」に込められた思いを実現するためには、活動で得られた「楽しさ」の経験が受け継がれていくことが最も重要になります。第9期神戸地域ビジョン委員への応募を心よりお待ちしております。
神戸県民センター長 谷口 賢行
第9期神戸地域ビジョン委員募集案内(PDF:527KB)
神戸地域ビジョン委員会Fecebook(外部サイトへリンク)
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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