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平成30年住宅・土地統計調査によると、兵庫県内の空き家数は約36万戸となっています。さらに、国立社会保障・人口問題研究所による「日本の世帯数の将来推計(都道府県推計)」(2019年推計)によると、兵庫県内の世帯数は、2040年には2015年より約14.2万世帯減少すると推計されており、住宅総数が減少しないとすると14万戸の空き家が新たに発生することになります。
適正に管理されていない空き家は、周辺の住環境にも悪影響を与えます。
そのため、県では、市町や関係団体等と連携し、「空き家の発生予防」、「空き家の利活用」及び「空き家の適正管理」の3方向から総合的な空き家対策を推進しています。
また、平成27年2月からは、業界団体が中心となり、空き家の管理・活用・解体等の相談に応じる「空き家総合相談窓口(現:ひょうご空き家対策フォーラム)」(外部サイトへリンク)を設置しています。
平成30年度に作成した空き家発生予防の手引「損する空き家 損しない空き家~空き家発生予防のための23箇条~」により、各市町及び空き家対策に取り組む団体等を通じて空き家対策意識の普及啓発を図っています。
参考:ひょうご住まいづくり協議会による「損する空き家 損しない空き家~空き家発生予防のための23箇条~」のページ(外部サイトへリンク)
空き家の利活用を推進するために、空き家活用支援事業を実施しています。
また、既存住宅の流通を促進するため、建築士等の第三者によるインスペクション(建物状況調査)の普及・啓発に取り組んでいます。
倒壊等により周辺に危険が及ぶおそれのある空き家の解体に対し、市町が補助を行う場合、その市町に対して県が支援を行います(令和4年6月現在、県内34市町※で実施中)。
※一部、県の支援を受けず、事業実施中の市町を含む。
兵庫県住宅審議会に設置された空き家対策にかかる検討小委員会により、主に中古住宅流通と空き家の活用に主眼をおいた検討が行われ、平成26年2月に、5つの視点と8つの提言としてまとめられました。
兵庫県地域住宅政策協議会に設置された空き家対策検討会により、主に空き家の適正管理・除却に主眼をおいた検討が行われ、平成26年2月に、標準条例(案)等を盛り込んだ市町の取り組みの指針となる「空き家対策ガイドライン」としてまとめられました。
データ容量が大きいため、分割して掲載しております。
はじめに 目次 概要 第1県内の空き家の実態等 第2空き家対策の課題 |
空き家対策ガイドライン本編(1)(PDF:3,010KB) |
第3空き家対策 1.中古住宅の流通 2.空き家の活用 3.適正管理・除却 |
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(4)適正管理・除却に関する標準条例案 (5)その他取組実施上留意すべき事項 4.今後も検討が必要な事項 |
1.県内の空き家の実態 2.空き家対策における基本的な考え方 3.県内市町の空き家の適正管理に向けた取組状況 |
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4.国及び他県での空き家対策の取組状況 (1)空き家対策に係る国の関連資料 (2)国の支援策一覧 (3)全国の空き家条例の策定状況 (4)山形県「空き家対策に係る対応方針」 |
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5.兵庫県地域住宅政策協議会空き家対策検討会での検討 (1)空き家対策検討会における検討経緯 (2)県外先進事例調査報告書 |
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(3)兵庫県地域住宅政策協議会平成24年度講演会記録 (4)兵庫県地域住宅政策協議会空き家対策検討会参加機関 |
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6.兵庫県住宅審議会空き家対策にかかる検討小委員会での検討 7.その他 |
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