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更新日:2022年5月10日

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ひょうごの近代住宅100選について

ひょうごの近代住宅100選とは

神戸・阪神間において、西洋の建築様式の強い影響を受け、明治から戦前にかけて数多く建てられた近代住宅は、当時の生活様式を現代に伝える貴重な文化遺産として、また、地域の優れた景観のシンボルとして、全国でも他に例を見ない兵庫県独自の地域文化を培ってきました。

これら近代住宅は、阪神大水害や戦災を経て、さらに阪神・淡路大震災によりその多くが滅失しましたが、それらの試練を乗り越えたものも、昨今の社会経済情勢の変化等に伴い、滅失や建て替えられていく傾向が見られます。

そこで本県では、神戸・阪神間に残るこれら貴重な近代住宅を一つのまとまりとして再認識し、関心を高めるとともに、よりよい住まいづくり、地域づくりの一助とするため、兵庫県住宅審議会に小委員会(委員長:小森星児神戸山手大学名誉教授)を設置し、「ひょうごの近代住宅100選」(神戸・阪神間の洋風住宅)を選定しました。

選定までの流れ

1 選定対象(要件)

ア 地域:神戸・阪神間(神戸、阪神南、阪神北各県民局管内)に存するもの

イ 年代:明治から戦前(昭和20年頃まで)に建設されたもの

ウ 建築様式:西洋の建築技術又は意匠の影響を受けて建てられたもの

エ 用途:住宅(過去に住宅として使われたものを含む)

2 選定基準

ア 神戸・阪神間の歴史・文化を語る上で重要な住宅

イ 地域の景観資源として重要な住宅

ウ 当時の建築様式を伝える価値が高い住宅

3 選定方法

既往調査と公募により選定候補物件をリストアップし、これらの中から、神戸・阪神間に残る貴重な文化遺産として、また地域の景観のシンボルとして優れたものを、住宅審議会小委員会の審査を経て選定した。

4 審議経過

第1回小委員会(平成20年8月5日)

  • 選定対象 選定基準の決定

第2回小委員会(平成21年1月26日)

  • 予備選定157件

第3回小委員会(平成21年8月18日)

  • 中間とりまとめ(第1次選定60件)

第4回小委員会(平成22年1月25日)

  • 最終とりまとめ(第1次選定60件と第2次選定40件、あわせて100選)

選定結果

選定の結果、次のとおり「ひょうごの近代住宅100選」を選定しました。

※写真については、選定時当初のものとなります。

※文化財等の指定については、平成29年4月1日時点で修正をしています。

※現在もお住まいの住宅が含まれています。住宅にお住まいの方ならびに周辺地域の方の平穏な暮らしを確保するため、本ホームページに掲載している情報以外の問い合わせには一切応ずることはできませんので、予めご了承下さい。

 

お問い合わせ

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