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5市1町(西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町)からなる北播磨地域は、兵庫県のほぼ中央に位置し、面積は約896㎢、県土の約10.7%を占めています。
日本のヘソ(東経135度、北緯35度)と称せられている地理上の日本の中心地(西脇市)があり、日本の標準時を定める子午線が南北に貫いています。また、県下最大の河川「加古川」が地域の中央部を貫流し、豊かな播磨平野が広がっています。
当地域は、中国自動車道や山陽自動車道道により、関西と山陽・山陰地域を結ぶ陸上交通の要衝を形成しており、大阪へは90分程度と非常に便利な地域です。
耕地面積は県下の約20%を占めており、農林業産出額の約半分を水稲が占める県下有数の水田農業地域です。
酒米の王様として全国に誇る「山田錦」をはじめ、黒田庄和牛、播州百日どり、ぶどう、ハボタンなどの特産品があります。
糸を染めてから織り上げる「播州織」、大工道具をはじめとする「三木金物」、繊細な技術で組み立てる「播州そろばん」、全国の8割近くのシェアを占める「釣針」などの地場産業が盛んです。
法華山一乗寺の三重塔、浄土寺の浄土堂、朝光寺の本堂と、県内にある国宝建築物6箇所中、3箇所があります。
ほかにも、播州清水寺や五百羅漢、玉丘古墳など歴史にまつわる寺社仏閣や建造物が多数存在します。
令和元年5月には、文化庁認定の日本遺産「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」に、播州清水寺と一乗寺が選ばれました。
季節の花で彩られる「県立フラワーセンター」、自然豊かな園内で家族みんなが楽しめる「県立播磨中央公園」のほか、「県立三木総合防災公園」、「県立三木山森林公園」、「県立やしろの森公園」、「県立なか・やちよの森公園」など多くのレクリエーション施設があります。