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令和7年2月4日ひょうごの水稲オリジナル品種協議会会長と兵庫県知事との共同会見にて、令和7年からデビューするキヌヒカリに替わる品種の名称が「コ・ノ・ホ・シ」に決まりました。
「コノ」は、身近な環境や自然、住んでいる兵庫県という地を自分事としてとらえてもらい、共感してもらうこと、「ホシ」は地域・環境・土地すべてを思い地球をイメージしています。
ロゴマークの真ん中にある3色は、「空」と「稲穂」と「土」で、お米づくりの「世界」「風景」を表現しています。
地球温暖化が進む中、本県では夏の暑さによりお米が白く濁るなど、品質低下が問題となっていました。
そこで、JAグループ兵庫と兵庫県が共同研究契約を締結し、夏の暑さに強く、おいしい新品種の育成を平成28年からスタートさせました。
通常、品種育成には14年かかりますが、できるだけ早く育成するため、温室を活用し1年に2回栽培するなど工夫し、9年に短縮し、本県の主力品種であるキヌヒカリ、ヒノヒカリ、コシヒカリに替わる品種の育成を進めています。
令和6年3月に県とJAグループ兵庫等から構成するひょうごの水稲オリジナル品種普及推進協議会を設立し、「ひょうご相思相米プロジェクト」と名付け、まずは令和7年度にキヌヒカリに替わる品種のデビューに向けて取り組んでいます(詳細は下記HPより)。
新品種取組概要(PDF:453KB)
ひょうご相思相米プロジェクト(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
令和7年度にデビューを目指しているキヌヒカリに代わる高温登熟性と食味に優れた品種1系統に絞り込みました。キヌヒカリと比較して、夏の暑さに強く、病気に強いという特徴をもっています。
コ・ノ・ホ・シの特徴(PDF:511KB)
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