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山崩れの被害 |
風倒木の被害 |
平成16年の一連の台風災害、平成21年の豪雨災害、平成26年8月の豪雨災害をはじめとする過去の台風等風水害では、県内各地の森林において多大な風倒木被害や山崩れ、流木災害等が発生しました。このため、急傾斜地等の間伐対象森林や危険渓流域の森林において、防災機能を高めるための森林整備に早急・計画的に取り組む必要が生じました。
間伐木を利用した土留工の設置 |
平成18年からの第1期対策では、急傾斜地など山地災害防止機能を高める必要のあるスギ・ヒノキ人工林において、表面土壌の浸食防止や林床植生の早期回復を促すことを目的として「伐倒木を利用した土留工」を設置しました。
平成21年の台風9号災害では、スギ・ヒノキの立木、伐採木等が流出し、下流の人家や農地、橋梁等への被害を拡大させました。この教訓を基に、平成22年度より事業内容を拡充し、土石流や流木が発生する危険性があり、人工林が大半を占める危険渓流において、流木・土石流被害を軽減するための災害緩衝林の造成や簡易流木止め施設の設置等に取り組んでいます。
〔整備内容〕
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