コロナ禍のなか、地方回帰の流れが着実に進んでいます。その証左に、総務省が4月15日に発表した人口推計(2021年10月1日時点)では、東京都の人口が26年ぶりに減少に転じました。
ここ丹波でも、移住者の数は増加の一途を辿っています。令和3年度の移住者数は371人と、過去最高であった令和2年度(225人)を大きく上回りました。今後も、空き家等の供給が続けば、自然と共生する暮らしや、時間や場所にとらわれない働き方などを求めて丹波の地にやってくる人はさらに増えていくと思われます。
実際に丹波に移住された方の移住動機は様々ですが、そのなかには、丹波の農の魅力に惹かれて移り住んだ人も少なからずおられます。令和2年度のデータをみると、丹波地域の新規就農者は61名(前年度33名)にのぼりましたが、就農経緯調査からその約4割が移住者であったと推計されています。
この丹波で新規就農への入り口の一つとなっているのが、2019年4月に丹波市市島町に開校した「丹波市立農(みのり)の学校」です。
局長メッセージ全文へ
過去の局長メッセージはこちら
丹波県民局長 今井 良広