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兵庫県では、人口減少などの時代潮流の変化に伴い、様々な地域課題が顕在化するなかで、今後の地域づくりの方向性を県民と共に考え直す時期に来ていることから、新たな将来ビジョンを策定することとし、令和2年から各地域で検討を進めてきました。
このうち、丹波地域の将来像を描いた「丹波2050地域ビジョン」を以下のとおり策定しました。
丹波2050地域ビジョン(概要版)(PDF:6,266KB)
丹波2050地域ビジョン(資料編)(PDF:8,122KB)
丹波地域の目指す将来像の実現に向けて、以下のシンボル・プロジェクトを推進しています。
丹波の森づくりの次世代への継承を目的とした住民参加型の取組として推進します。多様な主体が連携し、里山(森林)整備や森林管理、資源循環、希少生物保護、環境学習、もりびと育成等を進めます。里山の情報発信を強化し、その見える化を図ることで、里山に入る人を増やしていきます。
○「里山づくり活動研究会」の参加者募集
○学生で構成する「ひょうご里山フェスタ2022」ユースサポーター委嘱式の開催
モデル・コミュニティにおいて、集落、農地、里山の空間・ストック管理と集落運営の仕組みを刷新します。空間・ストックを有効活用し、新たな事業・サービスの創出にも取り組みます。関係人口等新たな担い手の発掘・育成に向け、仮想コミュニティの構築や新たなコミュニティ・ルールの形成を進めます。
丹波地域の中心市街地(柏原地区等)において、まちの交流ゾーンとしての求心力向上に向け、多拠点居住やテレワーク等新たな暮らし方、働き方にも対応した複合的な都市機能整備を官民共同で推進します。
○「まちの拠点創造プロジェクト」柏原交流ゾーン構想検討会議の開催
○第2回「まちの拠点創造プロジェクト」柏原交流ゾーン構想検討会議の開催
○第3回「まちの拠点創造プロジェクト」柏原交流ゾーン構想検討会議の開催
基本構想(PDF:6,156KB)(別ウィンドウで開きます)
ブランド農産物、丹波産木材の生産・維持拡大に向け、効率化、省力・軽労化を進めるスマート技術の確立を図るとともに、技術活用の仕組みづくり(協議会の結成、規制緩和の活用等)を進め、域内へのスマート農林業の普及拡大をめざします。
域内・近隣地域を中心に、企画開発、生産、加工・流通、販売、飲食、観光部門等の事業者間の連携を促し、ブランド農産物の高付加価値化や新たな食加工品の開発・販売を進めます。生産者・事業者等を対象に、相談会・講座の開設や新商品の試作・試行的販売支援等を実施します。
○三宝ダム管理トンネルへの酒米「Hyogo Sake 85」で仕込んだ日本酒の蔵入れ
○兵庫丹波地域ブランド農産物等を活用した新商品開発等の支援事業の公募
ゲストハウス、農家民宿等を、郷土料理と多彩なコト体験が楽しめる「たんばオーベルジュ」として一体的にプロモーションし、利用促進を図ります。生産者と飲食・観光事業者等の連携により、新しい食材、料理、料理法の開発に乗り出すとともに、食にまつわるストーリーの発掘、発信にあたります。
○四季の丹波「コト体験」コンテンツ・ブラッシュアップ等支援事業の実施
恐竜化石関連施設群が連なる篠山層群エリアを我が国有数の恐竜学習・アミューズメントゾーンとするため、体験・学習プログラムの開発、ツーリズムの造成、グッズの開発等に取り組みます。発信力強化に向け、事務局の法人化(DMO化)、専門人材の登用、サポーターの拡大等を進めます。
○「たんば地域恐竜サポーター」の募集及びSNSによる情報発信
○「丹波並木道中央公園」恐竜遊具等設置エリアの愛称募集にかかる一次審査結果及びサポーター投票の実施
○丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム「モバイルスタンプラリー」の実施
協議会の設立や人材バンク(メンター登録制度)の創設等を通じて産官学民のネットワークの形成を図り、地域産業のDX化を推進します。起業志望者に対しノウハウ習得や資金調達等の面で支援するとともに、起業志望者・起業家間の交流・連携を促進します。新たな起業スペースの発掘にもあたります。
○関西経済連合会との連携協定締結
○「国際フロンティア産業メッセ2022」への出展
○「女性のためのスキルアップセミナー」成果発表・交流会の開催
○丹波の森公苑のリニューアルオープン記念式典及び里山スクエアのオープン
子どもたちが縄文時代の自給自足の暮らしや文化を体験し、森の恵みと生きる力を学ぶ「丹波縄文の森塾」のアドバンスドコースを創設します。中高生等を対象に、自然体験を通じ自然とともに暮らしてきた先人の知恵やスキルを学び、ふるさとの風土への理解を深めることのできる機会を提供します。
○「丹波縄文の森塾」の開催(第1日目活動報告)(外部サイトへリンク)
○「丹波縄文の森塾」の開催(第2日目活動報告)(外部サイトへリンク)
○「丹波縄文の森塾」の開催(第3日目活動報告)(外部サイトへリンク)
○「丹波縄文の森塾」の開催(第4日目活動報告)(外部サイトへリンク)
○「丹波縄文の森塾」の開催(第5日目活動報告)(外部サイトへリンク)
○「国蝶オオムラサキの舞う里山イメージ画コンテスト」入選作品の決定及び作品展の開催
○講座「丹波の森と恵みと再生のあり方を学ぼう!!」受講生募集
○シューベルティアーデたんば2023「ふるさと音楽広場」の開催
集落・地区単位の移住情報の発信を進めるとともに、まちづくり施設や農家民宿等の情報交流拠点化を推進します。家屋、生活物資・サービス、移動手段等をシェアできる仕組みも構築します。きめ細かな地域のしごと情報を提供し、「ジョブ型移住」を推進します。
○「域内中核企業への大卒UJIターン人材ジョブ型マッチング業務」プロポーザルの実施
○「たんばスタイル(たんば暮らし)プロジェクトチーム」公募委員の募集
暮らしやすい地域社会の実現に向けたスマート技術導入のあり方について検討会を立ち上げ調査研究を進めます。検討会での提案をもとに、モデル・コミュニティイで安全・安心、移動支援、エネルギー自立、買い物支援等に係るスマート技術の実証実験を行い、技術導入の可能性、効果を探ります。
○「第1回スマートコミュニティ研究会」の開催
○「第2回スマートコミュニティ研究会」の開催
○「第3回スマートコミュニティ研究会」の開催
○「第4回スマートコミュニティ研究会」の開催
○「第5回スマートコミュニティ研究会」の開催
高校生・大学生・新社会人等、概ね30歳までの丹波地域在住・在学・在勤・丹波地域で活動する人、丹波出身者など丹波地域に関わりのある方で結成したチームです。丹波地域の将来に向けた提案をはじめ、シンボル・プロジェクト等の推進に資するアイデア提供、事業の企画・実施、情報発信、ネットワークの形成などの役割を担って活動しています。
○「令和5年度たんばユースチーム運営業務」プロポーザルの実施
「丹波2050地域ビジョン」の推進にあたって、シンボル・プロジェクト間の連携や、たんばユースチームの取組をつなぐ新しい推進組織として結成しました。
現行ビジョンに代わる新しいビジョンの令和3年度末策定に向け、丹波地域の目指すべき将来像を示す新たな地域ビジョンの検討を行いました。
地域の様々な団体・グループのメンバーと地域の課題や将来像について車座形式で語り合いました。
地域の若者による、2050年(30年後)の丹波地域の姿を描くワークショップを開催しました。
2050年(30年後)を展望する新たな将来ビジョン「丹波新地域ビジョン」の策定にあたり、めざす将来像の実現に向けて、地域ビジョン委員、地域住民等が集まり、意見交換を行いました。
「丹波2050地域ビジョン」の策定にあたり、とりまとめた素案について、令和3年12月27日から令和4年1月17日まで県民の皆さんからのご意見・ご提案の募集を行ったところ、合計54件(26人)のご意見等をお寄せいただきました。
提出いただいたご意見等の概要とこれに対する考え方について公表いたします。
平成23年10月、丹波地域のめざす将来像と実現のための取組方向をとりまとめた、丹波地域ビジョン改訂版「みんなで丹波の森」を策定しました。
第10期丹波地域ビジョン委員会では、丹波地域ビジョンの5つの将来像実現のため、5つのグループに分かれて実践活動に取り組みました。
丹波地域ビジョン委員会の活動内容を紹介する情報誌を発行しています。
丹波2050地域ビジョンの実現状況をフォローアップするため、指標を公開しています。
お問い合わせ
部署名:丹波県民局県民交流室総務防災課
電話:0795-72-0500(内線217) 0795-73-3724(ダイヤルイン)
FAX:0795-72-3077