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ノーリフティングケアや自立支援・重度化防止の取組は、利用者・介護職員の双方の身体的・精神的な負担を軽減するとともに、利用者の尊厳を守ることにつながります。
また、こうしたケアの工夫や、業務改善・生産性向上の取組により、介護職員の身体的な負担を軽減し、働きやすい職場環境づくりに取り組むことで、時間的余裕や心の余裕が生まれ、さらなる介護サービスの質の向上へとつながります。
こちらのページでは、こうした様々な取組事例を県内に広く横展開していくことで、県全体の介護サービスの質の向上や、介護職員の確保・離職防止の促進につなげるため、県内介護施設・事業所における先進的・好事例をご紹介します。
ノーリフティングケアとは、持ち上げない、抱え上げない、引きずらない介護のことで、介護をする側、受ける側の安全・安心につながる介護を推進するプロジェクトです。
不良な介護姿勢、危険な場所の改善や福祉用具を効果的に活用した研修を行い、職場ぐるみで「ノーリフティングケア」に取り組んでいただける施設を「ひょうごノーリフティングケアモデル施設」「優良モデル施設」として兵庫県が認定し、広く介護施設に向けた普及推進に取り組んでいます。
詳しくは下記のページでご紹介しています。
ひょうごノ―リフティングケアモデル施設・優良モデル施設について

高齢化の進展により介護サービス需要が増大する一方、生産年齢人口減少が見込まれる中、重度化防止や自立支援の取組は、重度化の進行が避けられない方や家族介護におけるレスパイト等、介護サービスが担う役割にも配慮しつつ、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らすためのQOL改善に資する取組として重要度が増しています。
介護施設・事業所においては、リハビリテーション・機能訓練や栄養、口腔衛生の取組等の自立支援・重度化防止に資するケアについて、データに基づきPDCAサイクルを通じた介護の質の向上に取り組むことが求められます。
県では、こうした取り組みのヒントとなる先進的・好事例を収集し、ご紹介しています。
詳しくは、下記のページをご覧ください。

厚生労働省において、職員の待遇改善、人材育成及び介護現場の生産性向上への取組が特に優れた介護事業者を表彰し、その功績をたたえ、広く紹介することを通じ、介護職員の働く環境改善を推進することを目的に、介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰及び厚生労働大臣表彰を行っています。
兵庫県内の受賞施設の取組について、下記のページでご紹介しています。
介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰及び厚生労働大臣表彰県内受賞施設の取組について

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