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道路横断時における重大な交通事故が多発しています。
車両運転者は、信号機のない横断歩道に近づく際、横断しようとする歩行者が明らかにいない場合を除き、横断歩道の直前で停止できるような速度で進行し、横断中や横断しようとする歩行者がいる場合は横断歩道の手前で一時停止しなければなりません。
歩行者は、近くの横断歩道を横断しましょう。
また、信号を守る、斜め横断や車両の直前直後横断をしない等の正しい横断方法を徹底することにより、道路横断時の交通事故をなくしましょう。
令和4年中の車対人の人身事故の件数は1,947件発生しており、そのうち歩行者が道路横断中であった事故は1,178件発生しています。
また、道路横断中の死者は33人で、そのうち横断歩道を横断中の死者は14人(全死者の約11.7%)となっています。
横断歩道横断中の死者数は、過去を見ても全死者の10%前後を占めています。
横断歩道における歩行者優先意識を社会全体で高めましょう。
JAFが実施した「交通マナーに関するアンケート調査」(2016年6月)の設問の中で、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」と思う方は86.2%に達しました。JAFでは、この実態を把握すべく「信号機のない横断歩道」に着目し、2016年(平成28年)から全国で実態調査をしています。
【令和4年調査結果】
全国 停止率 39.8%
兵庫県 停止率 64.7%(全国順位2位(前年13位))
信号機のない横断歩道において、
ことで、横断歩道における交通事故の抑止を図る運動です。
横断歩道合図(アイズ)運動啓発チラシデータ(PDF:3,847KB)
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また、目印として、信号機のない横断歩道の手前には原則、ダイヤマーク(横断歩道又は自転車横断帯ありの意味)の道路標示があります。
ドライバーの方は、このダイヤマークがあるところでは、アクセルから足を離し、その先の横断歩道に歩行者等がいた場合に、確実に停止できる準備をする横断歩道合図(アイズ)運動プラスを実施しましょう!
横断歩道における交通安全啓発チラシデータ(PDF:1,148KB)
ドライバーに横断歩道での歩行者優先の意識を徹底させるため、新たに「横断歩道 歩行者優先宣言」制度を開始し、この宣言に賛同する事業所を募集します。
募集対象については、トラック、タクシー、バスの運輸・運送関係事業所のほか、業務車両を所有する県内の事業所とします。
賛同いただいた事業所に、兵庫県交通安全対策委員会会長(兵庫県知事)と連名の「横断歩道 歩行者優先宣言書」を発行し、事業所内で掲示していただくとともに、所内での歩行者優先意識の向上をはじめ、安全運転を実践する取組を行っていただくことを目的としています。
【横断歩道 歩行者優先宣言書イメージ図】(A4サイズ) |
兵庫県内のトラック、タクシー、バスの運輸・運送関連事業所などのほか、業務車両を所有する全ての事業所
電子申請システムまたはメール、FAX、お近くの警察署への持参のいずれかで提出ください。
賛同書をお近くの警察署へお持ち込みいただき、申し込むことができます。賛同書をお持ちでない場合、窓口の警察官に申し出てください。
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