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色とりどりの花、たなびく雲、陽光を浴びて散歩する人。街なかに春が溢れる一方で、コロナ禍が止まず、昨年に続き今年も春の訪れを心から楽しむことができない状況にあります。
新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るって感染が急増し、医療現場が逼迫しています。神戸市域では4月5日からのまん延防止等重点措置を経て、4月25日から5月11日まで三度目となる緊急事態宣言が発令されました。
県では事業者の皆さまに次の要請を行っています。
こうした措置が効果を生むのも、お一人おひとりの地道な感染防止の取組があってこそです。ウイルスを家庭に持ち込まない、ウイルスを家族に広げない、ウイルスを家庭外に広げないため、県では県民の皆さまに次の要請を行っています。
(県民の皆さまへの要請)
(若い世代への注意喚起)
新型コロナウイルス感染症は極めて手強く、地域を挙げて立ち向かわなければ、失われるべきではない多くの命を救うことができない状況にあります。いよいよ本格的に始まろうとしているワクチン接種と、緊急事態措置による地域ぐるみの感染防止を両輪として感染拡大に歯止めをかけなければなりません。
神戸県民センターでは、若年の感染が増えている状況をふまえ、神戸常盤大学のご協力を得て、看護を学ぶ学生が同じ世代のことばや感覚で感染防止の大切さ、そのための行動変容を語り合う動画を制作しました。これを県公式ツイッターなどSNSにおいて発信しています。
併せて、その学生らが「ストップコロナ・エバンジェリスト(伝道師)」として市内の高校に出かけ、校内放送で呼びかけたり、学校新聞の取材に応じたりする出前トークも始めました。
コロナ禍を克服し、常と変わらぬ暮らしや仕事を、そして誰もが笑顔で過ごせる穏やかな日々を取り戻せるよう、改めて、感染防止へのご協力をお願いいたします。
令和3年4月25日
兵庫県神戸県民センター長
西躰 和美
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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