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あけましておめでとうございます。
昨年もコロナ禍で混乱が続いた一年でした。県民の皆さまには積極的に感染防止対策にご協力をいただきましたことを感謝申し上げます。
干支に因むならば、今年こそ虎口を脱し、騎虎の勢いでコロナ収束を図りたいところです。オミクロン株はじめウイルスとの戦いは続いています。県民の皆さまに一年の良いスタートを切っていただくためにも、基本的な感染対策の励行を改めてお願いいたします。
さて、神戸県民センターでは、平成13年に策定し、同23年に改定した神戸地域ビジョンの見直しを一昨年から進めています。このビジョンは、あるべき未来像を盛り込んだ県民主役・地域主導の神戸づくりの指針となるものです。昨年の12月27日から1月11日まで、新ビジョン案に対するパブリックコメントを受け付けています。
人口の自然減、転出超過による社会減の進行は言うに及ばず、コロナ禍で加速した働き方の変貌、待ったなしのデジタル・トランスフォーメーション(DX)やグリーン・トランスフォーメーション(GX)など、持続する神戸に向けて取り組むべきテーマは数多くあります。
こうした課題を見据えつつ、ビジョンを語る会、地域デザイン会議、神戸未来フォーラムなど様々な場で、学生・企業人・地域団体・NPOはじめ、世代横断で多くの方々から新ビジョンへの意見をいただいてきました。
そんな中で浮かび上がってきたのが「みんなの希望にフィットするまち・神戸」という2050年の神戸像とそれを実現する“つながるまち”“うまれるまち”“そだてるまち”という3つの地域づくりの柱です。
<神戸未来フォーラム -令和3年11月>
コロナ禍において、私たちは未来を見通すことのむずかしさを改めて思い知らされました。それは別の角度から見れば、「こんな神戸であってほしい」というゴールを可視化・共有し、その目標に向けて動き出すことの大切さを教えてくれたとも言えるのではないでしょうか。
これまで積み上げてきた知恵と経験と人の輪で未来を拓き、希望が叶う明日の神戸を創るため、多くの皆さまからのパブリックコメントをお待ちしています。
令和3年8月にスタートした齋藤知事の下での新たな県政では、県民ボトムアップで躍動する兵庫をめざし、全県ビジョンの見直しも進められています。
新たな未来像に基づき、コロナ禍で傷んだ経済・社会を立て直し、躍動する兵庫づくり・神戸づくりをいかに前進させるかは、ひとえに県民の皆さまから湧き上がってくる力をしっかりと受け止め、生かすことにかかっています。新たな年は、県政再起動と言ってもよいほどに大事な意味合いを持つ年となります。
新たなビジョンを掲げ、躍動する兵庫・神戸の実現に向けて歩む令和4年、神戸県民センターは、県民の皆さまに身近な県政の拠点として、職員一同、心新たに取り組んでまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
令和4年1月1日
兵庫県神戸県民センター長
西躰 和美
★兵庫県からの呼びかけ R3.12.30 「オミクロン株最大限警戒!感染対策徹底を!」.pdf(PDF:71KB)
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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