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風薫る5月。今年もコロナ禍の中でのゴールデンウィークを迎えることとなりました。新規感染者は、若い方々を中心に高止まりの傾向にあります。引き続き、基本的な感染防止策の徹底をお願いします。
例年、5月は様々なイベントが市内各地で催され、その代表格が神戸まつりです。「第50回神戸まつり」も3年連続の延期となり、今年は代替イベントとして、「KOBE元気まつり2022」が5月14日・15日の2日間、ステージパフォーマンスを中心にメリケンパークで開催される予定です。パレードは行われませんが、ステージでは、約100団体が日頃の練習の成果を披露します。メリケンパークから、神戸の元気が発信され、それが広がっていくことを期待しています。
また、神戸県民センター神戸土木事務所では、わが国初の河川トンネルで、近代土木遺産でもある「湊川隧道」を活用した様々な事業を行っています。隧道内で開催される月1回のミニコンサートや11月の土木の日に行われる通り抜けには、毎年5,000人程度の参加があり、その知名度、人気も年々上昇しています。
120年前の明治期に河川の付け替えのために造られた湊川隧道が、100年で役目を終えた後も、このような形で私たちに悠久のロマンを感じさせてくれる場所として保存、活用がなされています。「湊川隧道」は、2019年に国登録有形文化財に登録され、国内外からの来訪者も増えています。より多くの人に「湊川隧道」の魅力を感じていただければと思います。
5月21日には「ダルシマー&キーボード、ボーカルDuo」のミニコンサートが開催予定です。入場無料ですので、ぜひ一度、隧道と音楽のコラボを体験してみてください。
詳しくは、湊川隧道公式WEBサイト 悠久の時を経て、現代に残る神戸の近代化産業遺産 (minatogawa-zuido.com)
湊川隧道の魅力と隧道内の音響のすばらしさを感じていいただくために収録したオペラ「トウーランドット」の演奏曲の動画をアップしていますので、お楽しみください!
→湊川隧道プロモーションビデオ(神戸県民センターYouTube)(外部サイトへリンク)
令和4年5月1日
兵庫県神戸県民センター長
大久保 和代
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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