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スポーツと芸術の秋。その先陣を切って、9月11日に「六甲有馬ヒルクライムフェスタ」が開催されます。サイクルスポーツの中でも人気の「ヒルクライム」は、山や丘陵に設けられた登坂コースのタイムを競う自転車競技。六甲山で開催されるのは、実に10年ぶりで、自動車専用道路「芦有ドライブウェイ」を貸し切り、1,000人を超える参加者を得て開催されます。
今回のレースは、走行距離6.5㎞(計測距離が4.1㎞)と短いこともあり、初心者の方から参加できる他、ファミリーコース(走行距離2.2㎞)も設定しているので、親子でレースを楽しんでいただきたい。
また、ヒルクライムレースと同日に「賑わいイベント」が、神戸市立有馬小学校と有馬川親水広場で開催され、キッチンカー祭りやノスリス(次世代型三輪電動ビークル)の試乗体験、キッズ警官なりきりコーナーなどレースに参加しなくても楽しめるイベントを多数用意していますので、ぜひ参加してください。
今回は、約4割が県外からの参加ですので、六甲・有馬の魅力を知ってもらう絶好の機会でもあります。
先日、NHKの「吉田類のにっぽん百低山」の中で「六甲山最高峰」が紹介されていましたが、阪急芦屋川駅を出発して最高峰まで約4時間程度、その間にロックガーデンや広大な草原、池、七曲りなど、飽きさせないコースとなっており、眺望も素晴らしく、最高峰の931mに到達した後は北へ下ると有馬温泉があります。約半日で登山、眺望、温泉が楽しめるなんて、なかなか他では体験できません。六甲山は、都市と山が近接し、すぐに行けることが最大の魅力です。
県外から神戸に遊びに来た人たちに神戸のどこを案内するかが話題になりますが、六甲山という都市山の特徴を活かして半日ハイキングというのもお勧めです。
また、芸術の秋を楽しむという点では、8月27日~11月23日まで、今年で13回目の開催となる「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」が開催されています。六甲山と芸術の親和性は高く、六甲山上の観光施設10か所で、全国からの公募作品16点と招待作品22点の計38点が山上を彩ります。お目当ての作品を探しながら、芸術の秋を満喫してみてはいかがでしょうか。
令和4年9月1日
兵庫県神戸県民センター長
大久保 和代
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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