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兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は、8月26日に一週間移動平均30人を下回り、7月29日から28日ぶりに「感染増加期」に戻りました。第二波の峠を越したとのことかも知れませんが油断は禁物です。引き続き、東京や大阪など県境をまたぐ不要不急の移動を自粛するとともに、接待を伴う飲食店など感染リスクの高い場所への出入りを控えましょう。また、事業者の皆様、特に酒類の提供を行う飲食店や歌唱を伴う飲食店では、ガイドラインに基づく感染対策の徹底をお願いします。
7月から8月にかけ、神戸県民センターでは市内の各区において、「県政懇話会」と称し、自治会や婦人会など地域活動を推進しておられる団体のリーダーの方々との意見交換の場を持たせていただきました。今回は、金澤副知事も出席し、コロナ対策から防犯、災害対策、地域の活性化や魅力づくりなど、幅広い内容についてご意見を伺うことができました。
また、今年度、兵庫県では、兵庫のめざすべき将来像を展望する「兵庫長期ビジョン」の改定作業を進めています。神戸地域においても市民の方々との様々な検討の場を設けながら、新しいビジョンを2カ年かけてまとめていくこととしています。8月4日には各分野からお集まりいただいた委員による第1回検討委員会を、先日8月28日には、若手企業人や大学生による意見交換会を開催しました。
神戸は開港以来、多様で国際色豊かな産業や文化が生まれ、成熟した都市であるとともに、六甲山をはじめ身近に豊かな自然が広がるなど多彩な魅力をもった街です。一方で人口減少や急速な高齢化といった難しい課題にも直面しています。これからも活力あふれ、人々が住み続けたい、訪れてみたいと感じ続けることができる神戸に向けビジョンを模索していきたいと考えますのでご協力をよろしくお願いします。
北区県政懇話会の様子 神戸の若手企業人と大学生によるビジョンを語る会(地域デザイン会議)
神戸県民センター長 城 友美子
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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