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「総合評価落札方式」は、価格だけで評価していた従来の落札方式と異なり、品質を高めるための新しい技術やノウハウなど、価格に加えて価格以外の要素を含めて総合的に評価することによって落札者を決定する方式です。この方式では、価格と品質の両方を評価することによって、総合的に優れた調達が可能になります。
「総合評価落札方式」には次のメリットがあり、これにより高い技術的能力と地域の発展に対する強い意欲を持つ建設業者が成長できる環境を整備します。
兵庫県土木部で導入している総合評価落札方式は、次の5タイプがあります。
また、全ての総合評価落札方式による入札において、「施工体制確認型」を併用し、適切なダンピング対策を講じています。
技術的な工夫の余地が大きい、高度な技術提案を要する工事に適用する方式です。
技術的工夫の余地が大きく、施工上の工夫など技術提案を求めることが適切な工事に適用する方式です。
NEW総合評価落札方式(技術提案型)実施要領(令和6年4月)(PDF:166KB)
技術的な工夫の余地が小さい工事において、発注者が示す仕様に基づき、適切で確実な施工を行う能力を評価する場合に適用する方式です。工事目的物を完成するために必要な手順や工法等の施工計画について審査するとともに、企業の施工能力、技術者の技術力、地域建設業者の育成を評価する方式です。
なお、入札公告等で定める評価項目に従い、入札参加者が施工実績等を申告する技術資料の提出を求めます。
NEW総合評価落札方式(施工計画評価型)実施要領(令和6年4月)(PDF:224KB)
NEW総合評価落札方式(施工計画評価型)の手引(令和6年4月)(PDF:1,013KB)
技術的な工夫の余地が小さい工事において、発注者が示す仕様に基づき適切で確実な施工を行う能力を評価する場合に適用する方式です。施工計画の作成を必要とせず、企業の施工能力、技術者の技術力、地域建設業者の育成による客観的な指標のみを評価する方式です。
なお、入札公告等で定める評価項目に従い、入札参加者が施工実績等を申告する技術資料の提出を求めます。
NEW総合評価落札方式(施工能力評価型)実施要領(令和6年4月)(PDF:223KB)
NEW総合評価落札方式(施工能力評価型)の手引(令和6年4月)(PDF:990KB)
技術的な工夫の余地が小さい工事において、新分野へ挑戦する地域建設業者の受注機会の拡大を図るため、入札参加資格要件や受注実績の評価を緩和した方式です。
なお、入札公告等で定める評価項目に従い、入札参加者が施工実績等を申告する技術資料の提出を求めます。
NEW総合評価落札方式(企業チャレンジ型)実施要領(令和6年4月)(PDF:191KB)
NEW総合評価落札方式(企業チャレンジ型)の手引(令和6年4月)(PDF:802KB)
総合評価落札方式(施工計画評価型・施工能力評価型・企業チャレンジ型)を適用する案件において、入札参加者が評価内容及び評価点を記入した自己評価申告書や施工実績等を申告する技術資料を契約担当者へ提出する必要があります。
なお、評価項目等については、入札公告等に記載していますので入札参加時によく確認してください。
NEW技術資料作成の手引(令和6年4月)(PDF:10,041KB)
技術資料の提出期間は入札公告等に記載しています。入札参加時によく確認してください。
技術資料の提出時期
「総合評価落札方式の手引」は、総合評価落札方式を実施する際に、その運用方法について一般的な考え方をとりまとめたものです。また、各県民局が発注する土木工事において、総合評価落札方式の事務手続を明確化し、円滑な運用を図るとともに、より一層の「透明性の確保」を推進することを目的としています。
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