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更新日:2023年7月27日

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省エネチューニングについて

1.概要

  • 兵庫県では「環境率先行動計画」を定めて、温室効果ガスの排出量削減と省資源化を推進しています。
  • 「既設機器の更新」は容易に温室効果ガス排出量を削減できるものの、多額の投資が必要なことから、「投資を極力抑えて、効果的に温室効果ガスの排出量削減を行う」本事業を立案、平成23年度から実施しています。
  • 本事業は、県施設使用状況を調査・診断し、運転方法をその使用状況に応じて最適な設定に見直す(最適化及び調整を行う。いわゆる「省エネチューニング」)ことにより、効果的に温室効果ガスの排出量削減を行うことを目的としています。
  • 平成23年度は外部委託を実施。平成24~28年度は環境政策課と設備課・管財課・教育委員会財務課の職員が「お助け隊」を編成して実施(年間10施設程度)。平成29年度からは再び外部委託となりましたが、引き続き、設備課は助言等を行っています。
  • チューニング方法及び削減推定量をまとめた最終報告書を作成し、現地に提出しています。
    (削減推定量は、「エネルギー使用の合理化に関する法律」第14条第1項に基づく「中長期計画書」(毎年度提出)に反映させています。)

 

2.具体的な実施内容(例示)

区分

項目

提案事項

空調設備

負荷の軽減

  • 室内設定温度の緩和による負荷の低減
  • 外気取入量の削減による負荷の低減

熱源の効率運転

 

  • 熱源機器出口温度の設定変更による燃料消費量の低減
  • 燃焼設備の空気比の調整

搬送動力の軽減

  • 冷温水量、送風量の低減

電気設備

運用管理の工夫

 

  • 照明やエレベーターの間引き運用・運転による電気使用量の低減
  • 受電設備へのデマンド監視装置設置による最大電力量の低減

 

3.対象施設

原則として次に該当する施設を対象としています。

  • 中央熱源空調方式を採用
  • 延べ面積が2,000m2以上

 

4.これまでの実績

年度

H

23

H

24

H

25

H

26

H

27

H

28

H

29

H

30

R

R

2

R

3

R

4

設備課が関与した

施設数

5

6

7

7

6

4

1

1

1

1 1 0

40

 

5.実施スケジュール(「お助け隊」の場合)

  • (1)5月頃 (現地にて)事前調査・診断
  • (2)7月頃 (現地にて)冷房設備稼働状況の確認+チューニング実施
  • (3)1月頃 (現地にて)暖房設備稼働状況の確認+報告書の提出・説明
  • (4)2月頃 チューニング効果の検証(当該年度と前年度のエネルギー使用量を比較)

 

6.資料

 

お問い合わせ

部署名:まちづくり部 設備課

電話:078-362-9321

FAX:078-362-4452

Eメール:setsubika@pref.hyogo.lg.jp