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次の時代を担うのは若者・Z世代の皆さんです。若い方々が生き生きと自分の人生を歩める社会でなければ、活力ある未来を展望することはできません。しかし、奨学金返済の重い負担をはじめ、出産、子育て、住まいなどさまざまな分野の課題が、その妨げとなっています。若い皆さんが抱える不安を取り除き、一人一人の個の力を伸ばすため、高等教育の負担軽減や不妊治療支援、子育て世帯への住宅対策など、幅広い分野で若い世代を直接応援する施策を展開します。これにより、若い皆さんが輝く兵庫の実現と本県の成長・発展につなげます。
兵庫県知事 齋藤元彦 |
若者の負担軽減や県内企業の魅力アップに向けて、奨学金の返済支援の対象年齢を40歳まで緩和するとともに補助期間を最大17年まで延長するなど制度を拡充します。
学費負担の不安なく教育を受けられるよう、兵庫県立大学、芸術文化観光専門職大学において県内在住者の入学金および授業料を大学院も含め、収入にかかわらず在学生から段階的に無償化します。
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その他の施策
人手不足が続く企業と理工系人材との交流促進、高校生や教員対象のセミナーの開催、学生や留学生を含む若者を対象とした起業支援など、多様な人材の県内就業を推進します。
女性活躍推進に意欲のある企業を発掘するため、より企業が取り組みやすい認定区分「フレッシュミモザ企業」を新設。女子学生とのマッチング機会を創出し、県内企業への就職促進につなげます。
※女性が活躍する職場づくりを進める企業
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その他の施策
住宅価格の高騰や子育て世帯のニーズに合う住宅の不足などを補うため、県営住宅入居の収入要件緩和や奨学金返済者優先枠の新設、子育て世帯向けリノベーション改修の実施などのほか、集会所等におけるキッズルームの整備を支援し、地域コミュニティーの活性化を進めます。
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その他の施策
誰もが安心して治療を受けられる環境整備に向けて、胚(はい)移植1回当たり3万円の先進医療費支援や通院交通費の助成をはじめ、プレコンセプションケア※の推進、全国初の不妊治療支援特化条例の創設など、子どもを持ちたいと願う人を支える取り組みを進めます。
※将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと
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その他の施策
※2024(令和6)年度の重点施策として展開するため、2月定例県議会で審議しています(議会の当初予算議決をもって実施)
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