更新日:2024年12月16日

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江戸時代から続く伝統の技“幻のそうめん”作りを体験

箸で上下にさばきながら麺を細く延ばす門干し工程。柏木製麺では全製造工程を昔ながらの手作業で行っています。

南あわじ市内11カ所の製麺所で製造される淡路島手延べそうめんは、国内流通量の1%にも満たない上に各社が独自に販売していることから、“幻のそうめん”といわれています。昔ながらの手作業で延ばす麺は細くてこしがあり、のど越しの良さが自慢です。天保年間(1830年~44年)、福良の漁師だった私の祖先が伊勢参りの帰りに奈良県「三輪そうめん」の技法を持ち帰ったのが始まり。雨が少なく冷たい季節風が吹く気候はそうめん作りに合い、漁業者の冬場の副業として広まりました。プログラムでは、生地を引き延ばして麺状にする作業などを体験してもらいます。これを機に、淡路島のそうめんを多くの人に知ってもらいたいです。(淡路手延素麺協同組合理事長 金山守良さん)

 

箱詰め作業も体験。上箱に絵付けでき、プレゼントに最適(別途1,500円で販売)。

天候などにより練り具合や塩水量を調整した生地を、2本の管に8の字に掛け、寝びつで熟成。建物と一体型の寝びつは淡路島特有の形状です。

土曜、日曜限定で流しそうめん体験も可能(別途1人前700円、2人以上から)。

幻の淡路島手延べそうめんを知る旅


【対象】小学5年生以上(箱詰め作業は4年生以下も可能)
【場所】(有)金山製麺(南あわじ市福良乙604-2)
【定員】10人まで
【料金】1人3,500円(5束入り1袋の土産付き)
※その日に体験したものは持ち帰れません
※そうめん製造期間(9月〜4月)外の5月、6月は淡路島ぬーどるやひやむぎの製造体験、7月、8月は箱詰め作業体験のみ

【申し込み・問い合わせ】前日までに電話で同社へ
【電話】0799-52-0268
【ファクス】0799-52-3868

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