ここから本文です。
豊岡市で作業着販売業を営んでおり、防災関連用品も扱っています。2024(令和6)年の能登半島地震の時は避難所のトイレ不足が課題となったことから、新商品として備蓄できるトイレを開発することに。取引先である市内の段ボールメーカー、(株)豊岡紙器の組み立て式トイレに、同じく市内のポリ袋メーカー、丸真化学工業(株)の防臭袋を合わせ、目隠し用のテントも加えました。座面の高さは洋式トイレとほぼ同じ約40cmで、耐荷重200kgと強度も万全。高齢者が利用しやすいよう便座の両側に手すりをつけました。トイレの行き控えによるストレスや病気を防ぐためにも、自治体や自治会、企業に備蓄トイレの重要性、簡易性をアピールしていきたいと思います。(作業服のコバックス代表 永澤賢作さん)

便座部分をプラスチック段ボールにした水に強いバージョンも。防災イベントにも積極的に出展し、PRしています。

左から丸真化学工業(株)社長の影井庄三さん、永澤さん、(株)豊岡紙器社長の小西晴久さん。「コンパクトなので場所を取らず、組み立ても簡単です」と永澤さん。
問い合わせ

お問い合わせ