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犯罪被害者等への支援
本県では、これまで「地域安全まちづくり」の一項目として犯罪被害者等支援に取り組んできましたが、より充実した支援を行うため、令和5年3月に「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」を制定（令和5年4月1日施行）し、条例の理念を実現するための具体的な施策を盛り込んだ「兵庫県犯罪被害者等支援計画」を令和6年3月に策定しました。
今後はこの計画に基づき、犯罪被害に遭われた方に寄り添いながら、関係機関と連携して支援の充実を図ります。
トピックス
（公社）ひょうご被害者支援センター シンポジウム「終わりなき道をともに歩む」を開催します
犯罪被害者ご遺族の講話、パネルディスカッション、命の大切さを学ぶ授業を通じ、被害者等への理解を深め、被害者支援について一緒に考える機会として、（公社）ひょうご被害者支援センターによるシンポジウムを開催します。詳細についてはチラシ（PDF：411KB）（別ウィンドウで開きます）をご覧ください。
※申込は終了しています。
犯罪被害者ご遺族の講演会「桶川ストーカー殺人事件 向き合う被害者遺族」を開催します
県内の81機関・団体等で構成する「兵庫県被害者支援連絡協議会」において、犯罪被害者等支援の必要性・重要性等について広く理解を深めるため、令和6年11月25日（月曜日）に犯罪被害者ご遺族による講演会を開催します。詳細についてはチラシ（PDF：259KB）（別ウィンドウで開きます）をご覧ください。
※申込は終了しています。
警察庁がショート動画を作成しました
広く犯罪被害者等支援に関心をもってもらうため、警察庁がショート動画を作成しましたので、ご覧ください。
「兵庫県犯罪被害者等支援計画」の策定
「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」に基づき、総合的かつ計画的に支援施策を推進するため、「兵庫県犯罪被害者等支援計画」を策定しました。なお、計画策定に先立ち、令和6年2月6日から令和6年2月26日までパブリック・コメントを実施しました。いただいたご意見及びそれに対する県の考え方は、別添のとおりです。
パブリックコメント実施結果及び県の考え方（PDF：115KB）
令和6年度の取組
犯罪被害者等支援に必要な情報の発信、関係機関が一丸となって犯罪被害者等を支える機運の醸成等を目的として、警察庁との共催により、犯罪被害者等支援に関わる者を対象とした研修会を開催しました。
第1回
日時：令和6年7月26日（金曜日）13時30分～16時00分
場所：ひょうご共済会館
参加者：市町担当職員、庁内関係部署職員、関係団体等 約90名
内容：
- 御遺族の講話
- 兵庫県、警察庁、先進自治体（京都府）からの説明
第2回
日時：令和6年9月13日（金曜日）13時30分～16時00分
場所：姫路商工会議所
参加者：市町担当職員、庁内関係部署職員、関係団体等 約40名
内容：
- 複数機関による支援が必要な事案発生時に開催する「支援調整会議」のシミュレーション訓練
- 有識者による講評
第3回
日時：令和6年10月25日（金曜日）13時30分～16時00分
場所：兵庫県中央労働センター
参加者：市町担当職員、庁内関係部署職員、関係団体等 約60名
内容：
- 複数機関による支援が必要な事案発生時に開催する「支援調整会議」のシミュレーション訓練
- 有識者による講評
「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」の制定
犯罪被害者等への支援の重要性を県民や事業者等に対して広く理解や協力を呼びかけるとともに、官民の連携をさらに強め取組の充実を図っていくため「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」を制定しました。（令和5年4月1日施行）
条例制定にあたり、有識者等による「犯罪被害者等支援条例検討委員会」を設置し、専門的な見地から議論を行いました。
犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例の概要（PDF：357KB）
犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例の本文（PDF：118KB）
兵庫県犯罪被害者等見舞金制度
兵庫県では、殺人や傷害など故意の犯罪行為により被害に遭われた方やご遺族に対し、被害後に直面する経済的な負担を軽減することを目的として、見舞金制度を創設しました。
対象となる犯罪被害
令和6年4月1日以降に日本国内又は日本国外にある日本船舶若しくは日本航空機内において行われた人の生命又は身体を害する故意の犯罪行為による死亡又は重傷病
見舞金の種類
犯罪被害の原因となった犯罪行為が行われた時に、兵庫県内に住所を有するご遺族又は被害者の方に下記の見舞金を支給します。
死亡見舞金（30万円）
兵庫県内在住の第1順位のご遺族に支給します。
重傷病見舞金（10万円）
犯罪行為による負傷又は疾病（精神疾患を含む）で、治療に要する期間が1か月以上と医師に診断される重傷病を負った兵庫県内在住の犯罪被害者本人に支給します。
申請方法等
様々な要件がありますので、まずは申請窓口までお問い合わせください。
県の見舞金とは別に、県内市町でも見舞金制度が設けられています。市町が実施している見舞金の詳細はお住まいの市町にお問い合わせください。
県の見舞金は、県内市町の見舞金の支給を受けている場合も支給可能です。
兵庫県犯罪被害者等総合相談窓口の設置
「犯罪被害者等の権利利益の保護等を図るための施策の推進に関する条例」に基づき、令和5年10月から兵庫県犯罪被害者等総合相談窓口を設置しています。犯罪被害に関する相談のワンストップ窓口として、不安や悩みを抱える犯罪被害者等に対応しています。
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兵庫県犯罪被害者等総合相談窓口チラシ（PDF：2,387KB）
ひょうご性被害ケアセンター「よりそい」の運営
県では、平成29年4月1日から、警察に相談することができない性犯罪・性暴力被害者の心身の負担軽減、被害の潜在化防止などを目的として、電話相談、弁護士による無料法律相談、臨床心理士による無料心理相談のほか、医療に関する支援をワンストップで行う「ひょうご性被害ケアセンター『よりそい』」を開設しています。
受けられる支援
- 専門員による面接相談
- 弁護士による無料法律相談
- 臨床心理士による無料心理相談
- 医療に関する支援
開設時間
- 9時00分～17時00分
- 週5日 月曜・火曜・水曜・木曜・金曜（土日、祝祭日、12月29日～1月3日を除く）
- 開設時間外は「よりそい」相談窓口への電話が内閣府が設置する性犯罪・性暴力被害者支援のための夜間休日対応コールセンターへ自動転送され、国コールセンターが相談対応します。
- 国コールセンターの開設と合わせて、相談窓口が24時間365日対応となります。
相談電話番号
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078-367-7874（ナヤミナシ）
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＃8891（はやくワンストップ）
専門的な研修を受けた相談員が対応しますので、ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
ここでの相談の内容は一切漏れることはなく、秘密は守られます。
ひょうご性被害ケアセンター「よりそい」（外部サイトへリンク）の運営は、公益社団法人ひょうご被害者支援センターへ委託しています。
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窓口 |
内容 |
問い合わせ先 |
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| 兵庫県犯罪被害者等総合相談窓口（外部サイトへリンク） | 犯罪被害者等の個々の事情を踏まえ、関係機関と連携して必要な支援につなげる |
078-360-0783 月曜～金曜 9時～17時 （土日祝日・年末年始を除く） |
| 公益社団法人ひょうご被害者支援センター （外部サイトへリンク） |
犯罪被害者の悩みや精神的被害の相談、裁判所等への付き添い、診察代等の医療費補助 |
078-367-7833 ＃8891（短縮ダイヤル） （祝日、8月12日~8月16日、12月28日~1月4日は除く） |
| 性暴力被害者の急性期支援（ホットライン、面接相談、病院でのつきそい） |
06-6480-1155 月曜～金曜 9時30分～16時30分（祝日、年末年始を除く） |
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| 兵庫県警察本部被害者支援室 （サポートセンター）（外部サイトへリンク） |
犯罪被害給付金制度や各種支援、悩み相談 | 0120-338-274 月曜～金曜 9時～17時45分 |
| 性犯罪被害相談電話「＃8103（ハートさん）」（外部サイトへリンク） | 警察の性被害専用の相談電話。 被害届を出すか迷っていても相談可能。 |
24時間受付 |
| 被害者ホットライン （神戸地方検察庁）（外部サイトへリンク） |
刑事手続きに関する相談 | 078-367-6135 月曜～金曜 9時～17時 |
| 犯罪被害者支援センター （兵庫県弁護士会） |
弁護士による法律や悩み等の相談 |
木曜 13時～16時（要予約） （予約方法のご案内は、078-341-8227 月曜～金曜 9時～17時） |
| 弁護士や専門窓口の紹介や情報提供 | 0120-079714 月曜～金曜 9時～21時 土曜 9時～17市町 |
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| 各市町犯罪被害者等支援担当課 | 各市町が実施している支援等に関する相談 |
- 各窓口は、それぞれのホームページにリンクしています。
- 各市町犯罪被害者等支援担当課の窓口については、pdfからご確認ください。
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