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ジャズと神戸とのつながりの歴史は古く、1923年(大正12年)にバイオリン奏者の井田一郎が、日本で初めてプロバンドとしてジャズを演奏したのが神戸でした。こうしたことから、神戸は「ジャズ発祥の地」と呼ばれ、来年の2023年でジャズ100周年を迎えます。
県と神戸市では、これまで様々な関係団体と共に「ジャズの街神戸」を推進しており、
10月、11月は各地でジャズイベントが目白押しです。
10月8日、9日には、今年で39回目を迎える恒例の「神戸ジャズストリート」が3年ぶりに開催されます。北野坂のJazz Street約1㎞をパレードが練り歩き、各会場でジャズ演奏が行われます。
また、10月23日に兵庫津周辺で「兵庫津ジャズライブ&兵庫五国マルシェ」、11月5日に灘のミュージアムロード周辺で「1day ジャズロード」が開催され、神戸にジャズの音色が響き渡ります。
そして、来年は、兵庫デスティネーションキャンペーンとジャズ100周年が重なる年であり、キャンペーン期間中(7~9月)は神戸市内各区でのジャズ演奏を行い、どこに行ってもジャズの音色を耳にするそんな企画ができればいいなと思っています。
ジャズに限らず、音楽はいつも私たちの側に寄り添って、勇気をくれたり、癒しであったり、生活に溶け込んでいます。
先日、県内の中学1年生を対象にした「わくわくオーケストラ」を鑑賞する機会がありました。青少年芸術体験事業の一環で、県立芸術文化センターにおいて、クラシック音楽をセンター管弦楽団(PAC)による生演奏で楽しむというもの。馴染みのある曲がホール全体を包み込み、生徒の皆さんが一曲ごとに一生懸命拍手している姿が印象的でした。
秋は、音楽を鑑賞するのにぴったりの季節。ぜひお出かけしてライブを楽しんでください。
P.S 実りの秋でもあります。先日、視察先の兵庫楽農生活センターでいただいた栗で栗ご飯を作ってみました。
令和4年10月1日
兵庫県神戸県民センター長
大久保 和代
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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