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神戸ルミナリエ
今年もまた、ルミナリエの時期がやってきました。
震災が起こった年の1995年12月に初めて開催され、今年で23回目を迎えます。会期は12月8日(金)から17日(日)の10日間です。
今年は神戸開港150年、そして来年は県政150年の節目を迎えます。そこで、県と市が例年以上の支援を行い、ルミナリエの作品を充実しました。
旧外国人居留地の仲町通りに設置する回廊の起点を元の位置まで西に移動し、総延長を3年前と同じ長さに戻しました。また、仲町通りを抜けて到達する東遊園地に初めて回廊作品を設置。壁掛けや聖堂作品と合わせて壮大な光の空間となっています。
作品テーマは、「未来への眼差し(Guardando al futuro)」。作者のダニエル・モンテベルデ氏から次のメッセージが寄せられています。
~ この土地が歩んだ150年間の歴史を回顧し、そして同時に、私たちの夢を叶えるために、私たちの瞳に希望の光を灯し、前方に広がる未来を見つめましょう。
22年前、助け合い、団結し、悲しみと絶望を克服し、地域社会がより強い絆と協調性で結ばれました。過去を記憶の内に留めながらも、瞳に希望の光を灯し、新しく訪れる日々を歓迎しましょう。 ~
阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めたルミナリエ。震災を経験していない市民の割合が半数近くを占める今、記憶を後世に語り継ぐためにも、その光を灯し続けることがますます重要になっています。
けれども、開催を取り巻く環境には厳しいものがあります。経費削減の努力を重ねても、事業収支は芳しくありません。この2年間、作品が全体としてやや小ぶりになったのは、そのような事情もあってのことです。
ルミナリエを継続させる力は、企業の協賛金や市民、来場者の皆さまからの募金です。
今年度も来場者の皆さまに、一人100円の募金の協力を呼び掛けています。
1口1,000円の募金キャンペーンも12月22日まで実施しています。募金にご協力いただいた方は、お名前が神戸新聞の紙面に掲載されます。
会期後も、ひょうごふるさと寄付金で応援いただくことや、神戸ルミナリエ・オフィシャルホームページにおいて、クラウドファンディング等に募金をいただくことができます。
引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
神戸県民センター長 谷口 賢行
ひょうごふるさと寄付金 神戸ルミナリエの開催応援プロジェクト
神戸ルミナリエ公式ホームページ 皆さまからの募金について(外部サイトへリンク)
≪以下に「過去の神戸県民センター長メッセージ」のリンク先を掲載しています。≫
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